六代目 悪童!「ガチバン NEW GENERATION1&2」公開決定!!
2代目番長・佐野和真
3代目番長・窪田正孝
4代目番長・荒井敦史
5代目番長・柾木玲弥
ブレイク前の若手俳優を発掘してきた大人気シリーズ“ガチバン”22作目となる『ガチバン NEW GENERATION』が2015年1月31日(土)に、続編の『ガチバン NEW GENERATION2』が2015年2月14日(土)に公開いたします。
怒涛の快進撃を続け、ヤンキー映画の頂点に君臨する「ガチバン」。
遂にシリーズ22作目となる本作では、主演に『青鬼』、『TOKYO TRIBE』、『スイッチガール!!』、『特命戦隊ゴーバスターズ』などに出演し、来年はたくさんの舞台出演も控え、人気作品に立て続けに出演し、注目を集める陳内将。彼が6代目の看板を背負い、更なる高みの最凶伝説を創り出す!
脇を固めるのは、男性3人組人気グループ「RUN & GUN」に所属し、俳優として映画『のぼうの城』や『ヒーローショー』等、話題作で名演技を披露し続ける米原幸佑、「M-1グランプリ」で笑い飯と並ぶ最多出場記録を持ち、お笑い界の中堅を担っているコワモテコンビ千鳥の大悟、人気ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズンにて手塚国光役を演じ、今作が映画初出演の多和田秀弥、そして『ライブ』で主演を務め、ヒット作『ホットロード』に出演、2015年3月の東宝の大型青春ラブストーリー「ストロボ・エッジ」の3番手山田裕貴など個性豊かなジャンルを超えた出演者が集結!
「ガチバン ULTRA MAX」初日舞台挨拶レポートアップ!
<左から 山田裕貴さん、窪田正孝さん、鈴之助さん、元木隆史監督>
【舞台挨拶】
窪田正孝さん:
みなさんこんばんは。大切な休みの土曜日の夜にガチバンのためにお越し頂きありがとうございます。短い時間ですがガチバンについてみんなで語り合えたらと思います。宜しくお願いします。
山田裕貴さん:
ガチバン初参戦させて頂きました、安藤忠臣役の山田裕貴です。今日は貴重なお時間を劇場に足をお運び頂きありがうございます。自分のやったことのない役だったので新たな一面を見せられたかなと思ってます。今日初めて僕のことを知る方は覚えて頂けたらなと思います。よろしくお願いいたします。
鈴之助さん:
吉田義男役の鈴之助です。今日はありがとうございます。皆さんにお会いできて嬉しいです。今日はざっくばらんに話したいと思います。宜しくお願いいたします。
元木隆史監督:
監督役の元木です(笑)。今日はすごいヤンキー映画の初日が昼間にあったりしますが。何とかエクスプロードがありますが、このガチバンを選んで頂きありがとうございます。よろしくお願いいたします。
MC:今回は一風変わった問題作ですが、出演してどうだったでしょうか?
窪田さん:
勇人という役をずっとやらせて頂いていて、彼も年齢と共に成長していて段々ヤンキーという影が薄れてきているなと感じてます。成長して守るものができたことにより、強くなった部分もあるけれど、逆に弱いところも出てくる。悲しいことかもしれないけれど、それが勇人にとっての成長なのかもしれないと台本を読んで感じました。
山田さん:
個人的な話ですが、窪田さんの演技が好きでいつか共演したいと思っていたので、今回相手役としてやらせて頂いたのがすごく嬉しかったです。さっき裏で「山田くん、役に入り込んでずっとガチな表情をしていてあんまり喋れなかったね」という話を窪田さんとしてました。
窪田さん:
山田くんは現場でテストが始まる前から、まだカメラもすわっていないのに自分のポジションでずっと待っているんですよ。最初がスナックのシーンだったんですけど、アニキが座っているからそこに立っているという感じで、そこからピクリとも動かないんですよ。あとは目の力がすごくて「しつけしてやるから裏来いよ!」とか言われてヤベ、キタ、こわーいと思いました。
MC(プロデューサー):
先輩だね。ジーンとします。
監督:
先輩だいぶうまくしゃべれるようになったから時間だいぶとりますよね(笑)
窪田さん:
すみません。もうしゃべりません(笑)
MC(プロデューサー):
もっとしゃべって下さい(笑)
鈴之助さん:
ほんとに楽しかったですね。勇人に比べて義男の成長ってなんだろうなっていう(笑)成長、うーんってかんじですよね。よっちゃんはよっちゃんで毎作品テーマがあって消化するんですけど、ほんとに3歩あるくと忘れちゃう人なんでしょうね。夢見てんじゃないかってぐらいひどいですよね。星良ちゃんが白血病を告白するシーンで義男が現れた時に、戦慄して自分でも震えが止まらなかったですね。
窪田さん:
あの憧れのよっちゃん先輩はどこにいったんでしょうね。
尊敬するよっちゃん先輩に会いに渋谷に行くっていうところから「ガチバン MAX」が始まりましが、段々よっちゃん先輩がゲスの極みみたいになってしまった理由を、監督とプロデューサーさんに伺いたいですね(笑)
鈴之助さん:
世の中のゲスの人が希望を持てるようにゲスの極みになろうかなと思って演じました(笑)
あと今回初めてガチバンで泣きました。こういうガチバンもあるんだな、スゲーなって思いました。
監督:
全ては義男さんのゲスで落としてからの!ですからね。汚れ役をやって頂いてありがとうございます。
ガチバンはキャラクターがしっかり出来上がっていて、こんなに全員の芝居が楽しいなと思った作品はなかなかないってぐらいお芝居に気合が入ってました。皆さんがハンカチを取り出してくれたらよいなと思いながら撮ってましたね。
MC(プロデューサー):
台本を作っている時におっさんが集まって「これじゃ泣けないよ!」ってやってたよね(笑)
MC:現場で一番印象に残った場面は?
窪田さん:
山田くん演じた忠臣と、永野芽郁さん演じた星良ちゃんですね。「兄貴に鉛を撃ちこむのはお前じゃねえ」っていうところから勇人と忠臣のアクションが始まるのですが、受け止めなければいけない、という気持ちになれたのは、山田くんのパワーを現場で感じたからです。
芽郁さんとの病室のシーンがあるんですけど、「窪田さん、私泣く芝居したことないからどうやって泣いたいいのでしょうか?」と芽郁さんに聞かれて、「そんなこと言われても、ぼ、僕もどうしたらよいか分らない。」、ってなったんですけど、現場に入った瞬間にスイッチが切り替わったのか、カメラもすわらないうちから、涙が止まらなくなっていて、監督がカメラをまわしとけばよかったっていった台詞が忘れられないですね。
山田さん:
鈴之助さんのゲスなところも、窪田さんと芽郁さんの病室のシーンもすごく印象に残っています。僕が苦労をしたのはアニキを撃つところで、テストではものすごく涙がでるのですが、本番ではなぜか全然涙がでないという状況に陥りまして、どうしたもんかと。それで最後のカットで頼む、頼むと気持ちを込めてやったら、ポロっと流れて。その日撮影が終わったあと本当に空が綺麗でした。いい仕事したな今日はって思いました。
鈴之助さん:
公園に立った瞬間ですね。あの公園に募金箱を持って立った瞬間、よし!今から嘘をついてみんなからお金をとるんだ!って気持ちになりましたね。実際に人がたくさん歩いているところで撮影をしたので、一般の方がお金を入れてくれるかもしれないと期待しながら、頑張りました。
監督:
それぞれの皆さんのいい表情が忘れられないですね。この寄りは正解っていう瞬間がたくさんあったので印象に残ってますね。芝居に没頭してすーっと現場が流れて行った印象がありますね。
★ここでお客様からの質問コーナー★
お客様:涙を流すお芝居のときどういうことを考えてましたか?
窪田さん:
オーロラのシーンはとにかく寒くて、全部終わったぐらいに監督から「窪田、悪いな。大の字に仰向けになってるシーンもう1回寄りで撮りたいねん」って言われて、そうかあそこにまた戻るのかって思って・・・うーんどうなんですかね?役者さんってどうやって泣くんですかね?身を任せればということですかね。
山田さん:
アニキを撃つシーンは、撃ったか撃ってないか分らないようにしないといけなかったので、悲しい涙なのか、撃てなかったという気持ちの涙なのか、自分の込み上げてくる思いでポロっと泣きました。忠臣のキャラクターを考えて演じました。
お客様:募金を抱えてた時の気持ちは?
鈴之助さん:
だからお金が欲しかったんですよ!涙も出るんですよ!
本当にお金が集まってくるように真剣にやりました。
お客様:勇人は初恋ですか?
窪田さん:
一番最初の時にのんのんという子がいたんですけど、まあ、でも勇人くんは一生恋はしないんじゃないですか?あれ?食い違いが?
監督:
MAXシリーズは女の人が出るということになってまして。初恋ではないですけど、今回初めて女の人にたいしてアクションを起こしましたよね。勇人がアクションを起こす人っていうのはどういう人なんだろうと真剣に考えました。
窪田さん:
年下の女の子というところに今回すごくこだわって(プロデューサーの)向井さんと監督が悩まれてました。
初恋は分らないですけど、きっと小学生ぐらいの時にしてるかと思います(笑)ご想像にお任せいたします。
お客様:山口さんとの共演はいかがでしたか?
山田さん:
忠臣としての思いで涙がでたのもあるんですけど、あのシーンでアニキが覚悟を決めて時計を机に置いて、「これお前にやるよ」って言われたときにテストでは涙が止まらなくなってしまって。
監督:
現場で山口祥行さんと山田くんがおしゃべりしてたんですけど、静かに話をしていて、それがいい雰囲気で芝居でも生きているのかなと思いました。
★最後に一言
窪田さん:
ガチバンという作品は人によって色々な感想があって、どう思うかはその人次第かと思います。それが面白かったよって言葉になって誰かに伝わって、どんどん広がっていくことで、このように21作品目まで作って来れました。皆さんのおかげです。ありがとうございます。今日楽しく思って頂けていたら、本当に作ってよかったという気持ちになります。今日は大切な土曜日の時間にありがとうございました。気を付けてお帰り下さい。
山田さん:
21作も続く作品に出演させて頂けてすごく嬉しいです。各キャラクターそれぞれ思いがあって、共感する部分が観る方によって違うと思います。帰って思い出して、あのシーンよかったなとかちょっとでも思って頂けたら、自分もガチバンに少しでも力添えできたんだなっと思えます。
撃ったのか?撃ってないのか?あれで刑務所に行ってしまうのか?行かないのか?というところで、忠臣の出番がまだあるかどうか決まってくるかと思いますので、忠臣がガチバンに帰ってきた時には是非山田裕貴を覚えておいて頂ければなと思います。今日は本当にありがとうございました。
鈴之助:
今回のガチバン21作品目ということですが、毎回新しいチャレンジをして進化をしていってるなと感じます。自分が出てるのは関係なしに、関心して観てしまいます。こうして続けられるのは、こうやって皆さまが観に来てくださるということがあってこそですので、感謝しております。今日は遠くから来てくださっている方もいると思いますが、毎度ながら来て頂いてありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
監督:
毎回毎回趣向を凝らして、次はこの手でいこう、あの手でいこうと考えて、それができるのがガチバンの素晴らしいところで、ガチバンという名前で皆さんが観に来て下さるのが非常に嬉しいことだと思います。これがどこまで続くのか分らないですけど、次もこんな手でいこうと思ってやりますので、末永くガチバンを愛して頂ければなと思います。本当にありがとうございました。