英語が苦手な筆者にはタイトルにあるブリムストーン(brimstone)
の意味が理解できなかったので、面倒くさいと思いつつも、
調べざるを得ません。
すると、こうした説明が並んでしました。
~〈古〉硫黄{いおう}/地獄{じごく}の業火{ごうか}/
激しい情熱{じょうねつ}/〈古〉口やかましい女~
いずれにせよ平穏無事な生き様を連想させる言葉では
ありません。
そうした予備知識を携えた上で、さあ観賞です。
するっていと、登場する男も女の、案の定その人生に何やら
ドロドロしたものを抱えています。
ですから、お話が青春物のような明朗闊達の運びとは
ならないのは当然で、正直なところ、見ていた筆者自身も
いささか気分が重くなってしまいました。
その体験からも、これから鑑賞する予定の方には、事前に
心の持ち方でのそれなりのコンデション調整をお勧めして
おきます。
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「ブリムストーン」 2016年 監督:マルティン・コールホーヴェン
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左から)ダコタ・ファニング/ガイ・ピアース/
出演は、筆者的には現在でも
1997年『L.A.コンフィデンシャル』(監督:カーティス・ハンソン)
のエド・エクスリー刑事役が印象深かったガイ・ピアース/
口の聞けない主人公の女性を演じるのは、
2005年『宇宙戦争』(監督:スティーヴン・スピルバーグ)
などで、当時は売れっ子子役として活躍を続けていた
ダコタ・ファニング/
本作品では、大人の女性として出演しています。
また、
2014年『ポンペイ』(監督:ポール・」W・S・アンダーソン)
で主役を務めたキット・ハリントン/も出演しています。
監督は、詳しいことは分からないものの、
オランダの映画監督兼脚本家・マルティン・コールホーヴェン/
本作は氏にとっての最初の英語作品とのことです。
アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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