アマロットのサロンに毎月通ってきて

くださるお客様。


夏はもちろん、北風のつめたい真冬でも、

サロンに着くなり開口一番、

「お水一杯いただける?」

と、いつも常温のお水をおいしそうに飲む。


夏でも冷蔵庫から出した冷えたものではなく、

必ず常温で飲まれます。


これはよい習慣です。


一杯のお水は体液の流れをよくし、

老廃物の代謝を促進するため、

サロントリートメントの効果をアップしてくれます。


またお酒に弱い私は、

人とアルコールを飲むとき、その前に必ずお水を

一杯飲みます。

アルコールの吸収が緩やかになり、

一気にアルコールがまわってしまうのを

防いでくれます。


生活のなかにふつうに存在している「水」ですが、

うまく活用することで生活はもっと豊かに、

楽しくなります。



同じようにスキンケアではだれもが使用するローション。


夏は高温多湿、冬は低温乾燥のこの日本では、

みずみずしい使用感のローションがスキンケアの

ベーシックとして好まれています。


ただ洗顔後、ローションをバシャバシャっとつけて、ハイおしまい、

という人が以外と多いのは少々残念。

最近のスキンケアはスグレモノが多いので、もちろん

これでも効果はあります。


けれどもう少し工夫すると、

効果は目に見えて違のです。


たとえば乾燥が気になる肌に保湿効果の高い

ローションの場合、バシャバシャやるより、

ゆっくりとなじませ、

最後に手のひら全体を使ってお顔全体を

包み込むようにする「手のひらパック」。


手のぬくもりと、軽い圧迫で保湿力はぐんと

アップします。

体温で温まるので、血行やリンパの流れも

よくなります。


さらに肌が疲れている、傷んでいると感じたとき、

どうしてもいろいろなアイテムに頼ってしまいがち

ですが、

こんなときこそ、しみこむ「水」の効果を大切に

したいものです。



いつもより多めのローションをなじませ、

まだ肌表面の水分がじゅうぶん残っているうちに、

料理に使用するラップでお肌にふたをします。


まぶたも、デリケートな目の下も、全部保湿パックが

できてしまいます。


約10分、ぽかぽかしてきます。

季節によっては汗ばんできます。


そしてラップを一気にはがすと、

生まれ変わったような気分になります。


もちろん素肌はべとつきもなくすべすべ・・・。


自然の色、ツヤが戻ります。



飲料水、化粧水、「水」を上手に使うと

もっときれいで快適な生活が手に入ると

思うのです。