フランスのエステと化粧品を勉強したときのこと。
「洗顔」のアイテムがないのです。
ソープとか、洗顔フォームのたぐいが存在しないのです。
サロントリートメントはさておき、日々のケアで
洗顔なしでどうやって汚れをとるのか?
答えはクレンジングでした。
コットンにクレンジングミルクなどをなじませ、
それでさーっとふき取る。
さらに清浄作用のあるローションでふき取り、
それでおしまい。
かんたんといえばかんたんですが、
日本人としてはなんかさっぱりしない。
それ以前に気候や生活習慣もずいぶん違います。
日本の夏は高温多湿。
しかもサマーシーズンは思いのほか長い。
肌表面の汗、皮脂、日焼け止め、その他の汚れの
諸々は肌の酸性度を高くする。
酸性度は汚れのバロメーターでもある。
私たちにとって毎日のお風呂や洗顔は生活習慣の
一部でもあります。
その日のよごれは、疲れと一緒に水に流したいのです。
すっきり、さっぱりして眠りにつきたい。
ただ、やみくもに洗えばよいかといえば、
決してそうではなく、
美肌を生む洗顔のルールがあります。
美肌を生む洗顔ルール、次回ご紹介します。