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写真は、バンタヤン島のボートリペアステーション(船修理工場)です。ここでは、昨年の台風30号で業民の船が大被害を受けたので、国際NGOの支援を受けながら漁民の釣り船の修理を行なっています。

写真のように、すべて手作業の大工仕事で釣り船が造られていますが、貧弱な大工道具を使用しているので作業の能率や精巧さが良くありません。

それで、今年の三月にJトピアを訪れたオビカさん(写真中央)が、連日この工場に通って、日本から持参してきた大工道具のうち、「差し金」、「のこぎり」、「かんな」を紹介して使い方を指導しました。

作業している大工たちは、熱心にオビカさんから教えてもらっていました。左側の男性が手に持っている黄色ののこぎりは昨日オビカさんが寄贈した日本式の「引いて切るのこぎり」ですが、もう今日は作業現場で活用されていました。

このように、私たちの日本文化や伝統的技術がフィリピン人の生活向上に役立つものを伝えてゆく活動が「セブ島の日本化プロジェクト」です。