好きな人に自分のことを惚れさせる
惚れ薬の話が漫画で
あった気がする
その逆に
好きな人のことを好きな気持ちを
消せるまたは忘れられる薬は
あまり聞いたことがない
本当はそっちの方が需要ありそう
私はコ○ナワクチンは打ちたくない派
だけど
惚れ薬の逆バージョンがあるなら
どんなリスクがあっても飲みたいな
好きな人への気持ちが
届かない時
その気持ちの処理に困る
なんてドライに書いてるけど
正直めちゃくちゃキツい
消えたいレベルに
これもまた懐かしい感覚を
思い出した
24歳の時
地元の彼氏と別れて
他の人と婚約して
結局上手くいかなくて
また元彼とズルズル付き合ってて
色々嫌なことが重なって
この辺りの記憶が無いほどになった
このままじゃダメだと
当時の若い私は
1回死んだつもりで上京した
その時は
苦しくて苦しくて
消えたくて
死ぬくらいなら
最後に誰も私のことを知らない所に
行きたくてある意味
死に場所に東京を選んだ
人のことを好きになんてもうなりたくない
そう強く思っていた
だけど
その後何だかんだで彼氏はできた
結婚には全く向かなさそうな彼だったけど
同居人みたいな感じだった
結局同棲も解消して
私は4年後岡山にUターンしたけども
すったもんだの
上京物語から
早15年…
明後日39歳になる
そして妊婦で迎える誕生日
消えたい強い衝動が
またやってきている
24歳の時から15年も
歳とって身重な状態で
消えたくなって
どうすんだよって
ツッコミたくなる
24歳の時より
39歳になる今は
愛情なのか執着なのか
若い時より
苦しみが強くて
不安も強くて
あの時みたいに
身軽に行動できてないけど
そろそろ腹をくくらなきゃ
心が潰れてしまいそうだから
最期の場所探ししなきゃ
本当に最期になるかは
わからないけど
今の場所にいると
ずっと期待してしまうから
大好き過ぎて
離れたい訳ではないけど
あの時みたいに
近くにいると
どうにもならなくなるから
思い切って
あの世に行く感覚で
離れてしまわないと
行動力は
妊婦になって
体力は落ちてるけど
決断しなきゃ
すがってても
惨めなだけだ
何より
ぐじぐじわんわん
泣いても泣いても
誰もどうにもしてくれない
自分で決めて
自分で動かなきゃ
幸せは誰かが与えてくれるものじゃない
自分で掴むもの自分で成るものだから
自分の最高責任者は自分だ
どんな状況でも
自分で全て選べるのだから
苦しい状況なら
自分がそうさせているだけ
私は
自分にもっと優しい気持ちで
いられる穏やかな環境を
用意してあげたい
石原里紗