a. モンゴルと日本の貿易状況



日本はモンゴル国に対する最大の支援国であるのみならず、大きな貿易パートナー国のひとつでもあります。日本の民間企業は1957年からモンゴル国 との貿易を始めましたが、1990年には両国の間で貿易協定が結ばれました。1974年から日本は一部のモンゴル製品に関税優遇措置を執るようになりまし た。2004年に両国の貿易額は1780万米ドル**に達し、前年比3650 万ドル(33.8%)増となりました。これはモンゴル国の総貿易額の5.9%を占めます。モンゴルから日本へは銅・モリブデン精鉱、カシミア、ニット製 品、馬肉などが輸出され、製造機械・日用品・輸送機器・鉱山開発重機・情報加工機器とその部品・医療診断機材など50種以上の製品が輸入されています。

b. モンゴルと日本の投資状況




2004年末の状況です1990年以降モンゴルへ日本の単独投資企業及び合弁企投資企業が196社存在し、合計6587万米㌦の直接投資が行われています。日本は投資企業数では4位、モンゴルへ投資が規模では5位になります。

日本からの投資を分野別に見てみますと、軽工業へは42.7%、金額にして2814万米ドル、文化芸術、教育、科学、印刷分野へ12.3%金額にし 809万米ドル、通信分野へ12.2%金額にして806万米ドル、商業・飲食分野へ8%、金額にして530万米ドル、運輸分野へ4.8%、金額にして 3.2百万ドルであり、商業飲食業旅行業の企業数が多いです。

モンゴルへ日本からの投資成功企業として Byan Holding Mobikom  スルガモンゴル  モンゴル農業銀行  ユニガス  エリンインターナショナル があげられます。

モンゴル政府、外国投資貿易庁は外国直接投資を増加させ、特に日本からモンゴルへの投資を積極的に支援しており、この目的に向けた近日予定の事業は 2006年の秋に予定されている 国際投資家フォーラム です。日本からの投資を安定増加させるためには前面的な協力をしたいと考えており、双方にとってお大きな可能性がさらに開けるものと期待しております。