モンゴル全国で約5万4000人が手作業で鉱物を採掘している

2008年1月の調査によると、モンゴル全国で約5万4000人が手作業で金を採掘し生計を立てていることをわかった。このような労働をしている人々は健康保険や社会保険、他の社会福祉サービスを受ける可能が少ないため内閣から幾つかの決議を出して実施している。例を挙げると、内閣の第28号決議の通り社会福祉・労働省はスイス開発協力エージェンシーと協力し鉱業分野で不法に金・長石・石炭等を採掘している人々を対象に統計を行い、健康診断に収容させ、社会保険と労働法を宣伝する事業を4月1日から25日まで行った。健康診断に4万1000人を収容させる予定だったが、気象のため1万290人が診断をくだした。調査に含まれた人々の82%は労働者、17%は生計を向上させるため働いており、子供107人が手作業で鉱物を採掘していた。また、手作業で金を採掘する人々“ニンジャ”らが多く在留するバヤンホンゴル県のバヤン・オボー郡、ウブルハンガイ県のナリーンテール郡等の幾つかの県の郡でゲルの学校、幼稚園、情報センターを建設した。