日本政府はモンゴルがウランバートルに計画している新しい国際空港を建設するのに約288億円の円借款を提供することにしたと、NHK放送が19日報じた。

ウランバートルにあるジンギスカン国際空港は、滑走路南側が山に囲まれ、航空機離着陸が北でのみ可能なため、風向きによって長期間離着陸が禁止されるなど定時運航に支障を与えているということだ。
これによってモンゴルでは新しい空港建設が計画されており、日本政府が建設費総額である288億円を借款で提供することにしたとNHKが伝えた。

両国は来る3月、モンゴル外相が日本を訪問する際、借款提供文書に署名する予定だ。

新空港はウランバートルから40キロ離れた平原に建設される予定だが、大型航空機が安全に離着陸することができるよう滑走路が3600メートルに拡張し、ターミナルも現在より規模も大きく、最新施設を揃えることになるとNHKは明らかにした。