普天間基地移設問題で、鳩山は首相就任後初の沖縄訪問を行ったようだ。


昨年の衆院選では「最低でも県外」と主張していたにも関わらず、今になって「海兵隊が抑止力になっているとは知らなかった」とまで言い出し、昨日発表した徳之島の案も3町長、そしてアメリカも反対。結局県内移設を示唆して、住民からも抗議の嵐。沖縄の人達も裏切られたという気持ちだろう。


在日米軍の存在は、日本が敗戦国である以上受け入れなければならない。しかし、多額の思いやり予算や犯罪を起こした米軍の身柄引き渡しが起訴後になるような不平等な条約の内容、簡単にイラク戦争に加担するような対米追従外交を行ってきたかつての自民党政権にも落ち度はあるし、鳩山のこの問題で冷え込んだ日米関係について、アメリカが何でも正しいと言わんばかりの主張も困ったものではある。ネットでよく自民党支持者のコメントを見るが、そういうことはほおかむりなんだよね。


とはいえ、ここまで迷走が続くと、鳩山政権はあとどんだけもつのだろうか。呑気に料亭で飯を食ってる場合じゃなかろうに。