今日、ふとした衝動に駆られて、ブックオフで「イキガミ」を立ち読みしたんやけど。
人生最後の24時間、オレは何をしてるだろうって考えたら、途端に怖くなってしまった。
なんつーか…もし、今、死んでしまったら、笑って逝けないだろうなって。

ここ数日の間、考えていたことがあって。
今、オレが運営しているホームページ(
Missing Piece )の閉鎖。
元々は一度自分の我が侭で閉鎖してしまい、その後、細々と再開させた場所。
自分が書いていた『
ココロのカケラ達 』という小説は、当時、仲間達の中でも結構気に入ってくれた人も多く。
新作を上げる度、それに関する話題や感想やらをチャットやBBSで行ってくれたりもして。
そういった応援を糧にやってきてたんだけど。
哀しいかな、今、この物語を必要としてくれている人は、今は殆どいない。
いるのかもしれないけど、実感できない。
それは結局、自分自身の我が侭であったりストーリーの稚拙さも原因ではあるんだろうけど。
でも。
どうにか一週間に一作品のペースを守ろうと、無理くりに知恵を振り絞り、まともにメシも食わず、どうにかその日に予定されていたチャット大会には間に合わせようと強行軍でスケジュールこなして、何とか書き上げた作品に対し、一切の反応がないのは、正直ショックだった。
掲示板でも、チャットでも、メールでも。恐ろしいくらいに其の物語に関する話題は出なかった。
それは結局、話題にさせるだけの何かを残せなかった、己の未熟さでしかないんやろうけど…あれをきっかけに、良くも悪くも『頑張ろう』って気持ちが失せてしまったのは事実。
年月が経って、みんなも大人になり。色んなスタイルの楽しみも増えて。
敢えて今は『Missing Piece』やら『ココロのカケラ達』やらを求めなくとも問題なくなってきたのかなーって、ね。

そのタイミングでイキガミを読んだ所為かな。
もう少しだけ、継続してみようかなって気持ちが、少しずつ再燃してきた。
今のままでは、誰のココロにも何も残せない。
どうせ死ぬなら戦って死ね。
…ってね。

ただ、今後に関してはスタイルは変わるかもしれない。
もしかしたら、最後の灯火もあっさり消えて、この記事の24時間後にはHP自体も存在していないかもしれない。
それでも、今はもう少しだけ、オレのしたい事をしていこうと思う。
てな感じ。