音楽の現場においても、その他の様々な趣味の繋がりの中でも。
オレはポジション的に年上の方に居て、現場を纏めたりであるとか、若い人達の助けになるべく尽力したりする役割が多かった。
今は、年齢だけで言うたら、オレより上の人達も結構いるけど、イベンターという立場上、まとめ役になる事の方が多くはあるけどね(笑)
オレ自身が、どこまで誰かの助けになれてるかは分からへんけど、手を差し伸べるべきタイミングには積極的に手を差し伸べてきた。
ただ、常々思っているのが、その手を握る側にも勇気がいるし、その勇気を引き出す為の最大の要素は、やはり相手側が持っているって事。
そして、ここ最近特に思うのが、掌のぬくもりは引き継がれていくんだなって事。
オレとの付き合いをきっかけに、大きく羽ばたいていった人が、次の未来世代を助ける為に尽力してくれているという話をきいたり。
それこそAPMNやIwooといった、オレが見続けている音楽空間の中で育っていった人達が、段々とその場所の中心に立って。
若い世代はもちろん、先輩世代達の背中を押しているのを見たりすると、率直に凄いなと思うし、嬉しくなるね。
その成長の仕方が、オレの予想を遥かに超えるものだったりすると、尚更ね♪
そんな流れで、今回のシンガー紹介。
彼女もまた、オレとの出会いをきっかけに、色んなチャンスを得て、自身の力に変えられた一人やと思うんやけど。
今の彼女の前向きなPowerに救われている人達は、確実に増えている。


では、改めて。
誰かによって作られて、ただ渡されただけの「強さ」など、いつか必ず潰えてく。自分自身で悩み苦しみ、時には誰かにヒントをもらって、最後の決断は己が下す。そこで得られた答えの全てが客観的な正解じゃなくても、それは必ず本当の「強さ」になる。例え歩みは遅くとも、前に進めているという自覚が、私を奮い立たせてくれる。現在進行形カッコイイStyle...清水ゆかり!!



Roadto_20200425_清水ゆかり01
Twitter:https://twitter.com/yukari28_m


《過去のRoad to シリーズ》
・Vol.22:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12323386773.html

・Vol.23:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12336410701.html

・Vol.24:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12354465442.html

・Vol.25&26:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12379106751.html

・Vol.27:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12419844194.html

・Vol.28:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12439318836.html

・Vol.29:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12463632122.html

・Vol.30:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12505251591.html

・Vol.31:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12541565191.html
↑ ここ最近のゆかりの進化の凄まじさって、ここから始まってたって知ってた?(=▽=)b←自慢げ(爆)


出会った当初は、APMNやSPIRALで見る事が殆どやったから、自然とそのグループの中での清水ゆかりの在り方が目に見えて。
その中では、比較的妹的な位置で、良い意味でのやんちゃな感じで、自然体に音楽を楽しみながら前に前にと歩みを進めている感覚で。
確実に努力の足跡を刻んでるんやけど、突き抜けた「何か」を手にする為に、自身の成すべき事をまだ模索し続けているのかなって感じる時間は結構多かった。
ただ、ゆかりの魅力は、自身を高めたいと願う前向きな強さもやけど、一人一人の言葉に対して、素直に受け止めつつ、ちゃんと自分の糧に出来ているという事。
出会った当初は、歌う場所自体を探してた感じで。
その中でAPMNという場を提供したオレに対しても感謝してくれたし、オレの音楽に対する想いや信念に対しても、素直に同調してくれた。


ただ、付き合いが長くなる中で、段々とゆかり自身の意見や考え方も言う様になって。
それが時にはオレの理想とする方向性とは違う部分もあったりしたんやけど、オレの意見も受け止めつつ、それでも自分のやってみたい事に対して挑戦してみたいという想いはブレなかった。
その時は、驚きも在ったけど、自分の目指す方向に向かって、自分自身の意志で進もうとしてるんだなと感じて、その信念の強さが嬉しかった。
もしかしたら、そこから先、APMNとは違う方向へと進んでしまうのかもしれないなといった不安や寂しさはあったけど、その時はその時やし、ゆかりをちゃんと見送らなくちゃなと思ってた。
ただ、結果として、ゆかりはその挑戦を経て、得るべき経験値をカッツリ得て、思い切り進化した上で、今も尚、APMNやSPIRALを選んで、一緒に歩いてくれている。
それは彼女が音楽を通して得た絆を第一に考えてくれた結果であり、音楽の原色の魅力をちゃんと理解してくれているからやと思う。
オレの昔からの音楽に対する想いにも、ちゃんと自身の意志で共鳴してくれている事が嬉しいね♪


ここ最近は特に「あきたいぬイベントの中の清水ゆかり」の立ち位置や役割が色濃くなってきて。
頼れるシンガーとしての存在感が凄まじく大きくなってきた。
会った当初も歌い手としてのセンスは感じてたけれど、最近は唄に命を注ぎ込むライブシンガーとしてのエネルギッシュさと表現者としての繊細さのバランスが秀逸で。
何よりも、音楽に対しての前向きな姿勢や挑戦心が、日を重ねる毎に大きくなっている。
今年の1月期のAPMNの際、FATEと鈴木淳美が欠席となり、大幅に時間枠が空いた事が在って。
その時間枠の中で、数名のシンガーに、バトンリレーのような形式でオケステージを行ってもらう事を考えて。
もちろん、その候補としてゆかりにも声をかけて。
事前に準備しているセットリストも在るやろうから、無理はさせない様に「何曲ぐらい追加で唄えそう?」って聞いた時。
ゆかりから帰ってきた答えが「いくらだって唄いますよ!」だった時のカッコ良さったら凄かったね♪
冗談でもなく、1時間でも2時間でも追加で歌えるんじゃないかってぐらいのエネルギーが、その一言に篭められていた。
それぐらい、ゆかりの言葉には命が宿ってたし。
その日のステージも、1か月後のSPIRALでも、力強さとあたたかさの同居した、心と心の共鳴を感じさせてくれる凛々しいステージを展開してくれた。
改めて、ゆかりの成長を感じると共に、2020年はゆかりにとって大きな進化の年になるなと感じたね。


ゆかりの唄世界には様々な魅力があるし、幅広い表現力が在るんやけど。
その中で、オレが最初にゆかりに似合うなと思ってたのは、パワフルで前向きな力強い楽曲を通して、皆に笑顔とエネルギーを注ぎ込んでくれる空気感。
そして、男性シンガーの楽曲を凛々しく歌い上げ、聴き手の心をギュッと抱きしめてくれる様な、女が惚れるカッコ良い女のイメージ。
もちろん今でもそれはゆかりの音楽を語る上での大切な要素やし、間違いなく似合う世界観やけど。
柔らかさとあたたかさの宿る、100%女性的な楽曲を、可愛らしさと色気をもってふわりと歌い上げる姿を見た時に、こんな表情もするんだなと思ったし、その新たな要素が凄く魅力的だなと感じた。
かつてのゆかりに関しては、表現世界の幅広さの中に、ちょっと器用さが見える部分も在ったけど。
今のゆかりに関しては、全ての表情が、在るが侭の人間的な清水ゆかりの姿であり、素の彼女の表情を一つ一つ切り取った結果、こんな姿も在るんだよといった、本当の意味での命の宿る表現世界となっている。
カッコ良いも可愛いも美しいもひっくるめて、人間・清水ゆかりの個性であり、嘘偽りの無い要素。
これから先の成長と共に、どんな引き出しが出て来るか、オレ自身も予測出来ないけれど、必ず良い方向に進化してくれるといった信頼感は揺るぎない。
オレがゆかりの助けにどれだけなれたかは分からないけど、今の彼女の音楽がどれだけ多くの人達の助けになっているかは言わずともがな。
HEROとしての素質は確実にオレを越えたなーって、素直に言える事が嬉しいね。


Roadto_20200425_清水ゆかり02
ゆかりが居てくれる事で生まれる安心感。
それは彼女が、現在進行形で、戦い続け、音を磨き上げ続けている結果。
そして何よりも、純粋な愛情のままに、音を楽しむ喜びを全力で体現してくれるからこそ、伝わる喜びの共鳴もハンパ無いんやろね♪
良い意味での予測不可能な未来。
ゆかりと一緒に過ごせる音楽時間が、今後もますます楽しみやね♪


オレ自身の歩みは、全てが理想的なものでは決して無かった。
救いたい…なんて言葉そのものが横暴なのかもしれへんけど、もう少し上手く掌を差し出す事が出来れば、もっと自然な流れでその掌を握り返してくれて、救い出す事が出来たのかもしれない…なんて経験も在って。
オレが頑張らなくちゃ…って思いが、昔はやたら強かったのかもしれへんね。
ただ、今はAPMNメンバーが居てくれて、彼等の力を借りながら自分の信じる音楽道を真っ直ぐに突き進む事が出来ている。
ちゃんとオレの考え方に対して明らかに違う時には「それは違う」って言ってくれるから、そこから軌道修正が出来て、結果、より良い方向に進めたなって事も在って。
救われる勇気、助けてもらう勇気を、オレ自身にくれたのは、間違いなく彼等だなと思う。
だからこそ大切にしたいし、この自慢の仲間達と共に「音楽」を貫いていきたい。
そして、オレが出会った信頼出来る新たな仲間達にも、彼等を知ってもらい、一緒に巻き込まれてもらって。
より一層「音楽を愛する人達の為の優しい居場所」の面積を広げていきたいなと思うね♪


APMN_Vol.32_ドカver.

We are 音楽共同体! 音楽が一番スゲェんだよ!(=▽=)/


~今までUPしたRoad to 04/25~

・カムイ・ズウ:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12572793566.html

・平佳子:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12573028089.htm

・マルチスタイル大倉:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12573604442.html

・水鏡響:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12575271770.html

・Low:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12575368485.html

・睦月捺海:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12575490532.html