改めて後半3組
キクナ、Low、清水ゆかりの各々の感想を少しずつ。
最後にちょこっとエピローグを添えて(笑)

 

 

 

【キクナ】

やはりキクナにはライブが似合う。
全体を通して、キクナ自身のやりたい「音楽」を思い切り爆発させて、会場の空気をキクナ色に染め上げて、それを聴き手の喜びへと昇華させていくという理想的な流れを築き上げてくれたなと♪
キクナの放つ音色と唄に合わせて、クラップで応えて、一緒に音を築き上げていくイメージで。
且つ、それをキクナ自身がしっかりと受け止めて、肯定し、共鳴の波動を会場全体に広げ、皆で一体感を共有し、心からの笑顔を生み出す。
その全ての流れが、在るが侭の自然体で生み出されていて。
会場の様々な場所に、喜びの花が咲いていく様な、太陽の様なあたたかなぬくもりと力強さを感じました。
安心して見れると共に、次はどんなワクワクをくれるんだろうといった期待値も高まって、それを更に数段飛び越えてプレゼントしてくれるといった瞬間の連続で。
常に芯のしっかりと宿った完成されたものでありながら、ライブをしているその瞬間にも新たな進化の轍を刻みながら、彼女の最大限の振り幅をより高めているのが率直にスゲェなと。
この日も音楽と共に生きるキクナらしさ全開でした♪

 

 

 

【Low】

今回のステージは、安定している様で、その実、良い意味で次に何が飛び出すか分からない奔放さがあって。
自由にLow自身の紡ぎたい音楽を重ね続ける事で、それが結果としてLow自身の求める喜怒哀楽を音楽に宿すといった事の意味に繋がっていて。
その感情の変化に対して正直で在る事で、知らず知らずの内に聴き手の心を惹き込んでくれる旋律となって現れていた。
一番最初にオレがLowを呼び込んで、さぁこれから演奏が始まるぞといった時に、音源の音を流して、ギターを自由にかき鳴らし、ハミングで声を整えていた。
それ自体が既に芸術となっていたのが、Lowの世界であり魅力やなと改めて感じました。
その中でも特に「おっ!?」と思ったのが、ピアノの弾き語り。
ギター弾き語りの際に宿る神々しいオーラが、ピアノの時にも纏われていた。
ギター⇒ピアノ⇒ギターというステージ構成も、自由でいいなと思ったし、それが魅力と思える説得力が在ったのが実に見事。
Lowが行うと正解になってしまうのも、心で音楽をしている人だからこその武器やなと。
彼の表現者としての天才度がまた証明された時間になりました♪

 

 

 

【清水ゆかり】

今回のゆかりのライブを一言で現すなら「空気の全てを味方につけたステージ」
無論それは、その空気を自然な流れで築き上げられる彼女の人間的&表現者的な存在感の大きさがあってこそ。
全体を通して思ったのは、唄い手としてのゆかり自身の個性の進化が凄まじいなと。
唄声に芯の通った力が宿ってて。
且つその力も、聴き手の心を奮い立たせてくれる優しさも同居したものだから、触れていて心地好いし、ゆかりの音楽と一緒に前に前に進んでいきたいと思わせてくれる勢いがある。
丁寧に魅せる部分と全身全霊をもって走り抜ける部分の切り替えとバランスが自然に出来ているなと感じたし、堂々とした風格も在りつつ、純粋に音を楽しむ実直さも在りつつの良いトコ取り。
更に新たな挑戦として弾き語りも行ったけど、初めて人前で披露するにしては上々の出来で。
唄声に寄り添ったピアノとして、魅力を引き出す役割をしっかりと果たしていたし、形になっていた。
ここからまだ伸びていくんだなといったワクワクを感じたし、更なるゆかりの音楽人生の未来が広がった瞬間で。
その歴史的場面に立ち会えたのは光栄ですわ♪

 

 



この翌日、新宿御苑のRutoにて、仲間であるTEAM.BRAINの主催するライブイベントでMCとして参戦してきました♪
20日に得た5組のPowerをエンジンにして、相変わらずの音楽LOVE全開でジューク節を貫いてきたけれど。
ここでもまた色んな刺激を得たし、各々の信じる音楽を感じられる幸せを満喫してきました。
楽観はしていないけれど、悲観もしていない。
いずれの場所でも思ったのが、その瞬間に在る「一期一会の音人生」を全力で楽しんでたなという事。
そして、この日を最高にする事で、次に向かっての音魂も自然と高まっていく。
APMN関連では、6月12日(土)の昼に、あきたいぬリニューアル後第一弾のAPMNイベントが行われます♪
それに先立って、5月29日(土)の夜に、TEAM.BRAINのドラマー・タテシの主催するイベントが新宿御苑Rutoであって、そこでMCとして参戦。
後、少し先ですが、9月にも面白い話がAPMN側とTEAM.BRAIN側からあります。
楽しみにしててや♪

 

 


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