ねぇ もうちょっと近くで
 手を繋いでいて
 ちっちゃな毛布の中で
 心を寄せ合って

 理由は無いの
 敢えて言うなら本能で
 受け止めたいの
 強さ弱さも均等で

 誇らしい過去だとか
 煌びやかな未来が
 今の僕等を繋ぎ止める鎖じゃない

 こんなにも不器用で
 あまりにも正直な
 原色のまんまの嘘の無い唄があればいい

 完璧も不完璧も
 確たる只一つの
 僕や君を築いてる
 ココロノカケラ達なんだろうね
 時に苦しくなって
 目を背けてもいいから
 君を否定したくない
 僕の想いだけは貫かせて

 

 (2022.12.30 written by 19BOX)