●ヤマダ電機チラシに見る、PCの売れ筋変化 | サンロフトの本とテレビの部屋

●ヤマダ電機チラシに見る、PCの売れ筋変化

●ヤマダ電機チラシに見る、PCの売れ筋変化
ヤマダ電機チラシを見ていると、ここ1年ぐらいでノートPCのラインナップが急変したと感じる。

以前は、セレロンで4G RAMなのに画面は15インチで光学ドライブ内蔵という、取り敢えず動く全部載せモデルがあったが、今は消えた。

で、今チラシに載っている10台ほどのPCは、CPUがCore i5か7クラス。RAMも以前は4Gか8Gかだったのが、今は8Gか16G。SSDは256G、512G、1Tというところだ。


価格.comのノートPCランキングでは、8Gや32G RAM、256Gや1T SSDモデルも入っているものの、20位ぐらいまでほとんどが16G RAM/512G SSDだ。これが、現代の標準的スペックといえるだろう。

これらはマニア層に寄ったデータとも思えるが、一般向けの売れ筋を並べたヤマダ電機チラシと似通っている。


10万円($799)で買えるMacBookの廉価モデルが計画されているという。エントリーモデルが値上げで売れなくなったという見立てだろう。

一理あるが、RAMとSSD容量を増やした時の割高感が、それ以上のブレーキになっていると思う。

MacintoshがM1になった当時、Windowsノートの世界は8G RAMで十分。16Gはヘビーユーザー向けだったが、短期間で時代は変わったのだ。普通の人が16G RAMを必要と考える今、APPLEはM3でも従来路線を続けられるのか?