今日6月1日で、|いまここ|は1歳を迎えました。

 

夏至に向け、富士市から仰ぎ見る朝陽もだいぶ富士山に近づいてきています。

 

|いまここ|を支える、沢山の方々の尽力、サポートに、感謝します。

 

患者さんをご紹介頂いた医療機関の皆さんに感謝します。

 

そして、この場を訪れてくれた患者さん、ご家族に、感謝します。

 

ありがとうございます。

 

 

余命数か月と言われる患者さんも、コロナの面会制限で、ほとんど家族に会えないという緩和ケア病棟が多い中で、厳しい制限を

設けずに歩んできた1年。

 

それ故に、|いまここ|への転院を切望された患者さんが沢山います。

 

家族との時間、大切な人との時間が、いかに患者さんに生きるエネルギーを注ぎ込むものなのか、目の当たりにしてきました。

 

もしかしたら、こういう状況だからこそ、患者さんはご家族と、ご家族は患者さんと、より深いところで出会えているかもしれません。

 

当たり前に面会できている時に見失いがちなもの、当たり前に生きてしまう時に見落としてしまうもの。

 

そんなことに思いを巡らす機会を与えてくれます。

 

 

生と死のコントラストの中で、|いまここ|病棟が、いのちの本質に気づいていける癒しの場として進化していけるといいなと思っています。

 

これからもよろしくお願いいたします。