相馬圭祐オフィシャルブログ「西陽で部屋の畳が焼けていく」Powered by Ameba -617ページ目

老いたる馬は道を忘れず

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私の実家には四匹の猫がいる。

名は、『太郎(敬称略)』『花子(敬称略)』『さくら(敬称略)』『はるお(敬称略)』


写真は太郎、
我が家の猫カースト制度ではバラモンに相当する猫だ。


この太郎との出会いは私が高校一年生の時。


当時我が家はウサギのミミちゃん(敬称略)を飼っており、
他の動物、まして犬や猫といった比較的大型の動物を飼うことなど考えてもいなかった。


そんなある日の夕方、


兄と部屋で談笑していると、母が仕事から帰ってきた。

ただいまもそこそこに何やらいそいそとリビングに向かっていった母。

別段気にも留めず談笑を続けていると、







にゃー






ん?


にゃー?


うちのミミちゃんはそんな鳴き方はしない。

いや、寧ろ鳴かない。



そう、うちの母は子猫を連れて帰ってきたのだ。


「どこで拾ったの」
「うちにはミミちゃんがいるんだぞ」
「誰が面倒見るんだ」

と、口々に母を責め立てる。

やがて父も帰宅し、話し合いの結果、




明日から里親を探そう、

という結論に落ち着いた。





そう、もうおわかりだろう。




飼う気がないなら猫を一日でも家に置いてはならない。




虜になるぞ!!!!!!!!



かくして、太郎は一日で私達家族の心を鷲掴みにし、

見事相馬家に居座ることに成功したのであった。


この後、はなこ→さくら→はるお

と一年毎に一匹ずつ増えていくのですが、

それはまた、別の話。



お相手は私、相馬圭祐でした。