ビジネス教養としての武士道〜和魂洋才・士魂商才の真髄に学ぶ

ビジネス教養としての武士道〜和魂洋才・士魂商才の真髄に学ぶ

世界のビジネスエリートを魅了する「教養としての武士道」著者が、武道武術・修身・リーダーシップなど、様々な面から武士道についてお伝えします。

『教養としての武士道』12月出版。本に書ききれなかった内容をお伝えしていきます。

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こんにちは。

和らぎ系マネジメントの聖笙です。

 

武士道の世界では、心身一如はとても大切な

コンセプトです。

 

心と体が一の如くある、というのは、とても深い

概念ですので、とても一言で言い表すことは

できませんが、私なりの解釈では、伝統の

世界で言う「型稽古」にその理解のヒントが

あると、考えています。

 

型稽古は、言葉の通り、定められたかたちを、

定められたやり方で、幾度も幾度も稽古を

重ねる、という稽古方法です。

 

そしてそこで重視されるのは、稽古の量です。

 

量を重ねることで理解できることがある。

量を重ねることで、質に転化される。

 

つまり、一定の量を超えると、一気に世界が

開ける、カタカナの言葉で言えば、

ディッピングポイントを迎えることができる、

ということです。

 

ディッピングポイントとは、一気に伸びる

時間的な一点をさしていますが、この一点

を超えるためには、量が必要である、という

ことなのです。

 

寧ろ才をすてて量を取らん

(むしろ さいをすてて りょうをとらん)

【言志晩録】

 

言志四録にも、こう説かれています。

 

ある一点までは、量をこなすことに特化

するのが大切、と感じます。

 

型稽古を積み重ねて、量によって強化

された身体は、心の強さも生み出して

くれます。

 

ですから、心の強さを鍛えるために、

心そのものへのアプローチだけでなく、

身体操作、つまり型からのアプローチ

もとても重要です。

 

「心身一如」

 

私たちの可能性を拡げてくれる、

素晴らしいコンセプトを大切にしたい

と思います。

 

聖笙

 

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心身一如をさらに詳しく具体的に

学んでみたい方には、こちらの

「和らぎ系マネジメント」講座を

おすすめしています。
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