全体清掃の掃除機掛けとは



とある清掃作業で、2Kの間取りで最初の掃除機掛けだけで、2時間もかかってしまった。ハウスクリーニングでは掃除機バキュームが大切な役割を果たす。



 



吸える物は吸ってゴミを回収する。流せる物は洗い流す。ただでさえ多い全体清掃の手作業の回数を少しでも減らす全体の正確な行動手順が無駄な行動を無くし、その分もっと手入れが必要な所に時間と労力をより多く注ぎ込めることに繋がる。


至って普通のことだけど、掃除機に時間は掛かっても、最初の掃除機掛けのタイミングで床の固着汚れ、隅の汚れ、角の汚れを落として吸っていなかったら疲れの出る終盤により多くの大変な苦労をしていたであろう。


ハケとスクレーパーが合体した小道具は僕の無くてはならない清掃手道具の一つ。最後の床の固着汚れ落とし、フローリング目地の汚れ落としを最小限にできるので、立ったりしゃがんだりの動作は圧倒的に減る。



 



床は作業の終盤に仕上げるから最後まで放置…ではない。汚れは清掃対象エリアから移動させ無くすのがお掃除だが、エリア内でこちらが意図してないタイミングで意図してない場所に自然と移動してしまう事は極力避けたい。掃除機は最初と最後の2回が必須で、作業中にも掛ける。


僕は、仲間の作業している他の現場に合流した時に床にゴミがあることをとにかく嫌う。道具が床のあちこちに散乱してるのも大嫌い。(笑)最初からの指導でも伝えてることなので、社内では徹底的に周知されていて、そんな現場を見ることはないので、一定の水準が保たれている。


床の固着汚れだって、取り除く際に細かいカスが発生し、それを吸ったり拭いたりする必要が出てくる。夕方近くになる最後の掃除機は1日の作業のなかで、どこからともなく発生し床に落ちた限られたゴミをメインで取り除くイメージだ。



 



そして、適したやり方で床の汚れが無くなるまで拭く。1回拭く。でもなく、2回拭くでもない回数は問題ではない。やったかどうかも論点はそこじゃない。汚れがないのが正解、汚れが無くなるまで拭くのが正解だ。


そこまでやった直後でも、粘着コロコロシートを掛けると微塵もチリ一つ付かない!なんてことはないのが、これまたプロ清掃の大変なところ。


過去に清掃後、時間が経過して床に微細なチリがあると、お客様からご指摘されたこともありますが、空気の流れ、人の出入りがあれば言ってしまえば、当然のことではある。一般家庭の部屋では病院の手術室レベルの空間を保つのは非常に困難である。必要に応じてその辺りもしっかりとご説明する重要性もだいぶ昔のことですが、お客様から学ばせて頂きました。


キラッとハウスでは粘着コロコロローラーシートも全車両に常備。一般でも市販され超定番の掃除グッズ、コロコロローラーは僕の自宅でも使っているけど、プロの仕事でも使える優秀な掃除道具だと思う。床ワックスや床コーティングの現場でも活躍するアイテムだ。



かずき店長お勧めのコロコロは2つ。^_^

仕事ではフロアクリン。普通のコロコロより硬質床、フローリングで使った際の性能が段違いです。


僕の自宅で使っているコロコロはトムとジェリーのコロコロです。(笑)






横浜ハウスクリーニング