私は 目 というもので 睦美さんの舞台を見ないで
決めていましたし、当日まで リハーサルのような事も、していません。それがよいのか、わるいのかすら考えてはいませんでした。


永田砂知子さんと初めてお会いし、横浜bankartで開催された

大野一雄フェスティバル2013 

再び、時代の魂としての身体表現

を一緒に観させていただきました。
その時
舞台ではない 壁側で歩くお姿を見たことがあり、
遠くからでしたが、印象のような、、、
何かが私に残っていて。
永田さんにご紹介された時、名前は知らなかったのですが
すぐに彼女だ、とわかりました。

それで充分でした。


睦美さんとお話をさせていただき 

舞踏(と向き合っている睦美さん) についても 、知らない方も、見たことのある方にも、伝えたくなったのです。

記憶が動き始めていました。

幼い時、着ぐるみとか、小さい子向けでは、
確実に ない 舞台を何故だかみた記憶があります。

白塗り。そして 森を 身体で現す。
ちょっとした 光と 身体のライン

ちょっとゾクッとしたのだけれど
なんだったのか
なんであったのか と 時たま私に問いを投げ続けている、例えば 木を描きたい。時には
木をそっくりに、描く方法だけではないな
ともそれがきっかけになっていると思います。
視野が、広がったのかもしれません。



睦美さんが 全身白塗りで  と当日のイメージを持ち込んでくださった時に。
覚悟したというか。。当初 極 という なにかと
なにかのギリギリのところを表現したかったのですが
出来るだろう、とよい予感がしました。






お客様からは 舞踏に対しての先入観が消えました。
美しかった。
能面かとも思った。瞬きしなかったんです。
彫刻のようでした。舞踏をはじめてみました。
と 

そして もう一つ大切な事は 照明で。
この今の私の出来る現状で 舞踏を迎えられるのか
という心配は ありました

でも それは 私の願いでもあった、息のわかる方に。と
ギリギリまで決めれずにいましたが、その願いも叶い、
Duetで普段踊り夫でもある
寧呂さんが 光をあててくださることになりました。

太陽と月みたい。  

その照明の仕込みなどは 絵空箱のオーナーでもある
吉野さんが。

大変に贅沢なメンバーになりましたが。

安心して その場で生まれる なにかに
挑む事ができました。


写真 お見せできる時がきたら
文字だけになってしまいました

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永田さんが撮った写真をお借りして。


私個人にもよい 経験となりました。


全くわからないままに 
背中でしか 見る事はできないまま

ワープするように 気を感じない時が あって
その不思議な 感覚が 嬉しかった。

し 普段つかいところのない、感覚みたいな部分を
あわてて 出したように思います。