昨日、川の近くの空き地でやっと白い花のタンポポを見つけました(大阪)。

 

タンポポの効能についてブログにとり上げようと、韓国の火山さんの動画を視聴すると画像に白い花のタンポポが多く写っていました。

 

白い花のタンポポは何度か見たことがあるので知っていましたが、私たちの身近にいつもあるのは黄色のタンポポです。韓国には白いタンポポが多いのかなと思い、調べてみました...... (そういえば昔、韓国に旅行し、お寺に行ったとき道端で白いタンポポをたくさん見たのを思い出しました。)

 

分かったことは、私たちが幼い時から親しんできた黄色のタンポポの殆どがヨーロッパ原産の外来種のセイヨウタンポポでした。

 

一方、白いタンポポは主にシロバナタンポポという在来種で、特によく見るシロバナタンポポは西日本を中心として国内に広く分布しているそうです。

 

3月22日 多摩川河川敷 

 

姜顯奉:

柔らかなタンポポの葉はサラダやナムルなどにして食べられます。今が旬です。

素晴らしい効能がたくさんあります。

苦味がありますが、心臓の悪い人にはそれがクスリになります。

花が咲いても食べられます。

 

 柔らかな若い葉(動画) 

 

黄色いタンポポ (外来種) 

 

シロバナタンポポ(在来種)(3月30日撮影 大阪)

 

以下は、韓国の火山さんの動画です。(許可をいただいております。)

 

 

こんにちは、火山です。 今日は「タンポポ」について紹介します。

昔から東西を問わず食用や薬用として 使われてきました。

タンポポには在来種と外来種があります。

一般的に、白い花は在来種で、黄色い花は外来種です。外来種は葉っぱが在来種より葉の先が鋭くなっています。

(英語は ダンデリオン Dandelion、仏語の "dent  de  lion" 「ライオンの歯」に由来している。)

 

薬効が高い白いタンポポ

タンポポは大きくはこの二つに区分して、 薬効は白いタンポポがずば抜けて高いです。

主な成分は、イヌリン、パルミチン、ルテイン、 サポニンが入っており、セロチンやタラクセロールなどの 特殊成分が多く含まれています。

 

新芽:解毒作用

新芽にはビタミン(B1、 C)が含まれ、 特に製薬会社で栄養剤としてよく使われる シリマリンが含まれています。

漢方医学では急性熱毒を解毒させ、 肝臓癌、黄疸(おうだん)、胃腸炎、炎症性疾患に適用されます。

 

実証された薬効

- 臨床実験では肺炎、乳腺炎、リンパ腺炎、 胃炎、関節炎、抗がん治療などに 比較的良い治療効果があることが明らかになりました。

- 最近の他の研究では、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、 脳膜炎球菌、ジフテリア球菌、緑膿菌などに 殺菌作用があり、発熱と膀胱炎 そして感染性細菌を防いでくれます。

- 明るく元気だった方が急に 肝炎と黄疸(おうだん)によって体がげっそり痩せて死にかかっている人が、知人の紹介で 白いタンポポを服用した後は、 昔の気運を取り戻したという事例があります。

 

肝臓によいタンポポ(解毒作用)

タンポポが肝臓によい理由は、シリマリン成分が 肝臓と腸の働きを促進し、体の組織に溜まった毒素を取り除き、肝を保護して肝硬変と脂肪肝ができるのを防いでくれるからです。

 

タンポポの根:幹細胞の再生効果

二日酔いの解消と、肉体労働による疲れを解消しようとする時、根を規則的に煎じて服用すると、破壊された肝細胞が再生されるそうです。

 

優れた抗がん作用

タンポポは抗がん作用に優れており、肺癌を抑制することが知られています。

また、大腸がんや肝臓がんなどに優れた効能があると言われています。

癌患者が坑癌治療の後に、食事療法に緑汁として摂取する人が多く、 漢方薬局では甘草のように欠かせない薬剤の一つです。

 

喉頭癌の完治事例

最近の事例として、喉頭癌完治の事例があるのですが、 忠南(チュンナム)のあるお坊さんが、大学病院で抗がん治療を受けながらタンポポを食べて状態がよくなったそうです。

お坊さんがタンポポを服用したきっかけは、癌が完治した事例があったので、お坊さんは直接その本人に話を聞きに行き、そこでその人から返ってきた言葉ー「タンポポを食べれば、ガンなんてたいしたことないよ」ー でした。

お坊さんはたんぽぽを食べ始めて4年が過ぎましたが、現在、健康を回復しているということです。

 

タンポポの根エキス:末期癌の実験

タンポポ根エキスで末期がん患者に実験した結果、がん細胞を殺す効能があり、細胞変性と老化による細胞損傷を防いだと言われています。

もちろん、タンポポエキスがすべてのガンを治すわけではなく、普段、地道に摂取すればガン発病のリスクを下げることができます。

 

糖尿病

タンポポは、イヌリン成分が老廃物を取り除き、 血糖値を安定的に調節するので、 糖尿病を患う方にとって希望にもなります。

また、血糖値を低下させる アドレナリンとインスリン生成に直接関与し、 血糖数値を効果的に調節します。

 

タンポポはインスリン抵抗性※を低めるのにとても効果的で、血糖数値を安定化させる神秘の妙薬にもなります。

※インスリン抵抗性とは簡単にいうと「インスリンの効き具合」を意味します。つまり膵臓からインスリンが血中に分泌されているにもかかわらず、標的臓器のインスリンに対する感受性が低下し、その作用が鈍くなっている状態を意味しています。(eヘルスネットより)

 

精力強化

 昔からたんぽぽを毎日服用すると、 精力が強くなり、骨と筋肉が丈夫になると言われています。

実際、精力を上げるというサポニン含有量が多く、 男性の勃起不全と早漏症を治療し、 心身の活動力を上昇させて精力を強化させます。

 

脳機能向上、成人病予防 

コリン成分が脳機能を円滑にし、 集中力と記憶力を向上させ、血圧を下げる 効果もあり、高血圧や成人病の予防にも役立ちます。

 

慢性胃腸病・胃潰瘍に

タンポポの葉を朝晩食べ続ければ 慢性胃腸病と胃潰瘍の治療に効果があります。

腹膜炎に対して、処方薬として使用することもあります。

研究資料によると、タンポポエキスで 動物実験を行ってみたところ、胃粘膜の保護作用が非常に大きいことが分かり、 胃腸の損傷を80~90%まで抑えることが明らかになりました。

 

目の疾患(黄斑変性)

含有成分のルテインは目の健康にとてもよい成分で、 眼の奥の網膜の中心部に位置する 神経組織変性による黄斑変性※の目の疾患を治します。

※加齢黄斑変性、加齢によって網膜の中心部(黄斑)に障害が起きる眼疾患です。ものが歪んで見える、中心が暗く見えるなどの症状が現れます。(Medical Noteより)

神経疾患

その他、タンポポのセロチン成分は、 製薬会社で使用する抗うつ剤成分で、 強迫症と更年期うつ病、食欲不振などの 神経性疾患を治療する時に使用します。

 

黒髪

ある古書には、白いタンポポは 髪を黒くする効能があると書かれています。

 

食用として

葉:  軽く茹でて、あるいはサラダにして食べます。

花:  塩水に漬けてから熱湯でさっと茹でて、和えたり、お茶として利用できます。

根:  熱湯にしばらく浸してから、 皮をむいて乾燥させます。それを粘りがでるまで煎じて、少しずつ服用します。

 

薬用方法

生薬名は韓国では「浦共栄」(ポコンヨン)、(日本では「蒲公英」ほこうえい)といい、 味は苦くて甘く、性質は冷たい方です。

 

葉や根のすべての部分を薬用として用います。

タンポポは薬効が優れているため、 採取した根をよく洗い、細かく切ったものを日干しして、それを煎じた液を飲みます

 

乾燥させた薬材は、1回10~30g程度、 お湯で沸かして飲んでください。 

お酒を入れて飲んだりします。

 

ご注意

たんぽぽの性質は冷たいので、体が冷たい人の場合、下痢と冷えが起きることがあるので、このような体質の人は 服用を控えましょう。

 

特に肝炎患者は、一度に多量を飲むと後頭部がずきずきするなど、 副作用が起きるので少量ずつ服用して下さい。

 

 

 

 

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