邦題「ユア・マイ・サンシャイン」

最近よくある人気小説の映画化作品だ。
作者の顾漫は、ネット文学の優秀賞をとってデビュー。中国では、ネット小説で人気が出て、本を出版、ドラマ化・映画化という流れがよくある。
この小説の本を、本屋で見かけた時、その表紙があまりに少女漫画っぽかった。笑。

読者は、限定されているんだなと了解。笑。
あらすじ
純愛ラブストーリー・・・。
何以琛(黄晓明)は有名な弁護士。大学時代の恋人、赵默笙(杨幂)を忘れられずに生きている。
恋人だった赵默笙は、在学中にアメリカ留学してしまい、それ以来、連絡を取っていない。
その赵默笙が、カメラマンになって、7年ぶりに帰国してきた。
再び出会う2人。2人とも、まだ相手を好きだが、それぞれの事情で素直になれない・・・。
実は、赵默笙の父親は、何以琛の父親の仇なのだ。何以琛の父親は、彼が幼い時に自殺して亡くなっていた。父親を自殺へと追い込んだのが、当時銀行の頭取をしていた赵默笙の父親なのだ。
赵默笙の父親は、そんな因縁の相手と娘を付き合わせておくわけにいかないと、何以琛に「娘と別れろ」迫った。それが、赵默笙がアメリカに行く当日のことであった。
何度もぶつかり合う2人だったが、何以琛はついにこの出来事を打ち明けた。彼女の父が仇ということは伏せて、親の反対のために自分が身を引いたのだと。そして、今度こそ「結婚しよう」とプロポーズをする。
結婚した2人の前には、また障害が。
それは、アメリカで大成功した会社のCEO、应晖(佟大为)だ。実は、彼は、赵默笙がアメリカで結婚して、離婚した相手だった。
何以琛は赵默笙から、アメリカで一度結婚したことは打ち明けられていた。何以琛は、もちろん大ショック。詳しい話しは聞きたくないと、2人の間でその事は口にしないのであった。
そこに現れた元夫、应晖から直接聞いた話しは、意外なものだった。
何以琛は、赵默笙の父親が汚職の罪で逮捕(?)されたことを知った。彼女の父親は、自分が捕まることを予測して、彼女をアメリカに逃がしたのだった。
赵默笙の留学生活は苦しいものとなる。学費がなく、バイトで食いつなぐ日々。そんな時に知り合ったのが应晖で、赵默笙は生活のために应晖と結婚しただけだった・・・。
赵默笙のアメリカ時代の話しは想像もよらないもので、彼女が他の男性を愛したわけではなかったということを知り、何以琛は苦労した赵默笙をもっと幸せにしようと思うのだった。
そして、さらに別の障害も。
次は、赵默笙の母親が何以琛に会いにくる。
母親は、父親同士の因縁を知っているので、何以琛が自分の娘・赵默笙と結婚したのは、仇討ちのためでしょう。いつか娘を不幸にしてやろうとしているのでしょう。そんなことは許さない、と言う。
何以琛は、そんなことはない、自分は心から赵默笙を愛していると母親に言うが、簡単には信じてもらえない。それでも、何度も母親を説得し、父親同士の因縁は死んでも赵默笙に知られないようにするとお互いに約束をして、赵默笙を幸せにすると誓う・・・。
・・・そんな純愛話しです。
小説読んでないとわからない
いろんなことがあるけれど、ずっとずっと赵默笙を愛し続ける何以琛の愛に感動・・・。
この映画の主人公は男性の何以琛だけれど、どちらかというと、「イケメンで仕事も成功してる素敵な男性に、こんなに熱く愛されたい」という女性の願望を満たしてくれるストーリーになっている。会場も、99%が若い女性客。笑。
それは趣味の範囲なのでいいとして、気になったのは、これは原作を読んでいないと分かりにくい映画なのではないかということだ。
原作はとても人気で、去年にはテレビドラマ化されている。多くの人が、小説読んで、ドラマも見て・・・と、何度も繰り返したストーリーなのだ。
だからだろうか、見ていて、どうも「説明が、はしょられてるよね・・・」と思った。
つまり、小説を読んだ人、ドラマを見た人は、もう一通り知っているから、くわしく描かなくてもいいよね、と省略されてるのが分かるのだ。「いい場面ダイジェスト」でできあがっているようだ。
どうなの?それ?
小説の表紙から受ける”限定されている”様子は、映画の観客にも当てはまっているのか。
・・・分かりません。
だって、小説も読んでないし、ドラマも見てない。笑。
ただ、物足りない気がした。・・・。
先日見た『左耳』も、小説の映画化、しかも何度もドラマ、映画になっているということで、似たようなものを感じた。もうちょっと初めて見る人も納得できるようにしてほしい。
すごく宣伝をしていたので、観客は入っていたが、評価点は低い。
4.6点。

最近よくある人気小説の映画化作品だ。
作者の顾漫は、ネット文学の優秀賞をとってデビュー。中国では、ネット小説で人気が出て、本を出版、ドラマ化・映画化という流れがよくある。
この小説の本を、本屋で見かけた時、その表紙があまりに少女漫画っぽかった。笑。

読者は、限定されているんだなと了解。笑。
あらすじ
純愛ラブストーリー・・・。
何以琛(黄晓明)は有名な弁護士。大学時代の恋人、赵默笙(杨幂)を忘れられずに生きている。
恋人だった赵默笙は、在学中にアメリカ留学してしまい、それ以来、連絡を取っていない。
その赵默笙が、カメラマンになって、7年ぶりに帰国してきた。
再び出会う2人。2人とも、まだ相手を好きだが、それぞれの事情で素直になれない・・・。
実は、赵默笙の父親は、何以琛の父親の仇なのだ。何以琛の父親は、彼が幼い時に自殺して亡くなっていた。父親を自殺へと追い込んだのが、当時銀行の頭取をしていた赵默笙の父親なのだ。
赵默笙の父親は、そんな因縁の相手と娘を付き合わせておくわけにいかないと、何以琛に「娘と別れろ」迫った。それが、赵默笙がアメリカに行く当日のことであった。
何度もぶつかり合う2人だったが、何以琛はついにこの出来事を打ち明けた。彼女の父が仇ということは伏せて、親の反対のために自分が身を引いたのだと。そして、今度こそ「結婚しよう」とプロポーズをする。
結婚した2人の前には、また障害が。
それは、アメリカで大成功した会社のCEO、应晖(佟大为)だ。実は、彼は、赵默笙がアメリカで結婚して、離婚した相手だった。
何以琛は赵默笙から、アメリカで一度結婚したことは打ち明けられていた。何以琛は、もちろん大ショック。詳しい話しは聞きたくないと、2人の間でその事は口にしないのであった。
そこに現れた元夫、应晖から直接聞いた話しは、意外なものだった。
何以琛は、赵默笙の父親が汚職の罪で逮捕(?)されたことを知った。彼女の父親は、自分が捕まることを予測して、彼女をアメリカに逃がしたのだった。
赵默笙の留学生活は苦しいものとなる。学費がなく、バイトで食いつなぐ日々。そんな時に知り合ったのが应晖で、赵默笙は生活のために应晖と結婚しただけだった・・・。
赵默笙のアメリカ時代の話しは想像もよらないもので、彼女が他の男性を愛したわけではなかったということを知り、何以琛は苦労した赵默笙をもっと幸せにしようと思うのだった。
そして、さらに別の障害も。
次は、赵默笙の母親が何以琛に会いにくる。
母親は、父親同士の因縁を知っているので、何以琛が自分の娘・赵默笙と結婚したのは、仇討ちのためでしょう。いつか娘を不幸にしてやろうとしているのでしょう。そんなことは許さない、と言う。
何以琛は、そんなことはない、自分は心から赵默笙を愛していると母親に言うが、簡単には信じてもらえない。それでも、何度も母親を説得し、父親同士の因縁は死んでも赵默笙に知られないようにするとお互いに約束をして、赵默笙を幸せにすると誓う・・・。
・・・そんな純愛話しです。
小説読んでないとわからない
いろんなことがあるけれど、ずっとずっと赵默笙を愛し続ける何以琛の愛に感動・・・。
この映画の主人公は男性の何以琛だけれど、どちらかというと、「イケメンで仕事も成功してる素敵な男性に、こんなに熱く愛されたい」という女性の願望を満たしてくれるストーリーになっている。会場も、99%が若い女性客。笑。
それは趣味の範囲なのでいいとして、気になったのは、これは原作を読んでいないと分かりにくい映画なのではないかということだ。
原作はとても人気で、去年にはテレビドラマ化されている。多くの人が、小説読んで、ドラマも見て・・・と、何度も繰り返したストーリーなのだ。
だからだろうか、見ていて、どうも「説明が、はしょられてるよね・・・」と思った。
つまり、小説を読んだ人、ドラマを見た人は、もう一通り知っているから、くわしく描かなくてもいいよね、と省略されてるのが分かるのだ。「いい場面ダイジェスト」でできあがっているようだ。
どうなの?それ?
小説の表紙から受ける”限定されている”様子は、映画の観客にも当てはまっているのか。
・・・分かりません。
だって、小説も読んでないし、ドラマも見てない。笑。
ただ、物足りない気がした。・・・。
先日見た『左耳』も、小説の映画化、しかも何度もドラマ、映画になっているということで、似たようなものを感じた。もうちょっと初めて見る人も納得できるようにしてほしい。
すごく宣伝をしていたので、観客は入っていたが、評価点は低い。
4.6点。