今年の夏休みは、9/2(水)から9/5(土)までだった。
カミさんが、富山に行きたいというので、
ならば、未体験のアルペンルートを使って
富山に抜けるコースをプラン。
そして、富山からの帰りは、新幹線には乗らず、
直江津から、ほくほく線で十日町まで行って。。。
と、もくろんでいたわけです。
必要なものを揃えるものの、天気予報は、
残念ながら、9/5にやや晴れるだけで、
他の日は、ずっと雨模様。
演歌のタイトルじゃあるまいし、
「雨の立山、風の盆」では、行く気になれない。
泣く泣く、ギリギリの2日前にキャンセルすることにしたんです。
が。。。。
その深夜、ふと、いいことを思いつきました。
それは、立山から富山と考えていたコースを、
まったく逆にして、富山から先に入る方法。
ともかく、風の盆をみて、晴れの予報がでている5日に、
立山にればいいわけですから、逆に回っても全く問題ないはず。
信濃大町から、山に入ることばかりを考えていたわけで、
固定観念があると、発想の転換ができませぬ。
そうと決めたら、後の作業は早かったですねー。
翌日、JRのみどりの窓口で、
キャンセル料なしで、アルペンルートを移動方向を逆にしてもらい、
初めての北陸新幹線の切符を、高岡まで購入。
さらに、立山の山小屋、富山の宿に加え、
高岡のレンタカーの予約、と流れ作業で片付けました。
そして、
高岡からレンタカーで、きままに観光しながら、
富山で乗り捨て。夕方に、越中八尾(やつお)駅に、
向かいましたが、どこもかしこも通行止め。
▲海王丸が、ここにいるとは知らなんだ。
おわら風の盆は、3日の夜に楽しみました。
ここでは、いろいろと面白い出会いもあり、
行き当たりばったりでしたが、
楽しい工程が組めたんで、とてもよかったですね。
この辺りの旅の楽しさは、また別ブログで。
4日の朝、富山の駅は快晴。
もう、完璧にルンルン気分。
が、立山の室堂に着くと、そこは雲の中。
そりゃそうだ、そんなに、ものごとうまくいくわけがない。
うちのカミさん、テニスで膝を壊し、
膝関節なんとかで、高低差のある階段が苦手。
それでも、がんばって、山小屋までたどり着きました。
翌日の晴れを期待して、ゆったりと温泉に浸る。
極楽、極楽。(≡^∇^≡)
待望の満天の星空は、見えないけど、それもまたよし。
直前の予約ゆえ、個室ではなく、寝床は、
昔良く泊まったカイコ棚ベッド。それもまたよし。
山にきて、高級ホテルに泊まっても、面白くもなんともない。
そのホテルは、ほとんどが、団体旅行。
いわゆるパッケージツアー。まぁ、それもいいか。
それにしても外人さんも結構多い。
話を聞いてみると、ネットで探してくるよう。
翌朝は、5時起床!
おお、やった!o(^▽^)o
いい天気。
朝早く起きたご褒美か、初めてライチョウとごたいめーん。
いい写真も、撮れた!やったね(* ̄Oノ ̄*)
たまたま、「アルペンフェスティバル」というのが開催されていた。
富山県山岳救助隊の人が、山での緊急時での対応法や、
救助の方法を説明、実演するんだけど、
みなさん、なかなかの、イケメン。
指名されたカミさん、そそくさと舞台にあがり、
イケメンに、救助してもらった、ってわけで、
楽しそうだった。( ̄へ  ̄ 凸
ゆとりのある旅はなかなかいいものだ。
午後は、黒部ダムを経由して、信濃大町へ。
各駅電車で、松本へ。それにしても乗り継ぎが悪い。
結局、次の電車は、18:35 スーパーあずさ32号。
1時間30分も待たねばならない。
最後で、運もつきたか、、、と思っていたら、
改札口の前で、人だかり。
どこぞの往復切符を販売しているらしい。
「なんか、あるんですか?」と、かわいい女の子に聞くと、
「上諏訪で、花火大会があるんですよぉ」と、明るく答える。
「ええぇ!花火大会!何時からですか?」
「7時からです。」
イベント好きにはたまらない。
旅の締めくくりに花火大会もいい。
とはいえ、さすがに、疲れが。。。。。
しかし、この電車、花火大会のある上諏訪に着くのが、
ほぼ7時頃。ひょっとして見えるかもしれない。。
案の定、電車が、上諏訪の駅に入る直前、
7時にきれいな花火が打ちあがりました。
あずさ32号は、4分遅れたとか。
見せてくれたのかな?運転手さん、ありがとう。
んな、わけないか。
今回の旅は、単にルートを変えただけなんですが、
とても、いい旅になりました。
あぁ、行ってよかったぁ。( ̄▽+ ̄*)
苦労して、計画したかいがありました。
素人ツアーコンダクターの面目躍如!(^_^)v