興味はないけれども、予想してみる。
というか、予想する価値もないだろうけど。
放送も見ないとも思うけど。

男女シングルは日本とアメリカで独占。
誰でもそう思うと思うけど。

女子は村上選手以外はずいぶんとビックマウスのようなので、ある程度、約束されていることだろう。
特に宮原選手はずいぶんと自信がおありのご様子で。
優勝する気満々なので、優勝は約束されているのだろうが・・・、
本命はゴールドだ。
ボストンでの世界選手権にむけて、爆アゲが始まるはず。


アメリカでの世界選手権と言えば、2009年ロサンゼルスで開催されたものを思い出す。
この大会はフィギュアのターニングポイントの一つであった。
悪い意味で。

それまでは、GPシリーズはともかく、世界選手権ではある程度の、ある程度ではあるが、秩序が保たれていた。
しかし、この大会から、唯一の聖域であった世界選手まで、おかしな採点がまかり通るようになってしまった。
この段階でバンクーバーの結果はもうわかっていた。

浅田選手が韓国で開催のGPファイナルで優勝してしまったことが災いの始まりだった。
そのせいで、世界選手権は初の台落ちとなる。
腰痛がこのころから激しくなり、世界選手権の後はまともに歩くことすらできなかったという話もあるが、そこまで体を酷使せざるを得なくなったのは、浅田選手にのみ課せられた異常に厳しい採点のせいである。

この大会での優勝は女子はキム・ヨナ、男子はライサチェックだった。



ライサチェックが五輪で金をとれたならば、宮原もあの内容で恥ずかしくないと思うのも仕方ないかもしれない。
2人の共通点は、異様なまでの低いジャンプ。
ロスでの世界選手権でのライサチェックはたくさんの回転不足見逃しがあった。
しかし、ライサチェックは、4回転にも挑戦していたし、ステップは素晴らしく、いつも引き込まれた。
そこが大きく違う。

宮原選手の望むことは一つだけ。
GPファイナルのように、公式練習での妨害行為は絶対にして欲しくない。
それだけだ。

しいて言えば、フリーの衣装は変えた方が良い。
腰を折った汚い姿勢のスケーティングと、お尻の部分の厚いフリルのせいで、おもちゃのアヒルのようにしか見えない。
稚拙さを更に強調している。


男子は宇野選手の表彰台は約束されているだろうが、彼はそれにふさわしい演技をすることだろう。
無良選手、田中選手の健闘も期待できる。

何より男子は妨害行為をする選手がいないので、きちんと調整できるだろうから。