若かりし頃とあるフランス語圏の土地で過ごしていたことがある。

その当時、ペラペラだったわけではなく、日常をなんとか過ごせる、自分の伝えたいことをなんとか伝えられる程度の語学力。

帰国して早20数年、とっくに喋れなくなっているわけで。

できれば忘れないようにしたいなあとは常々思っていた。

夫が、家の近くの文化会館(?)のようなところでやっているフランス語講座があるよとチラシを持ってきてくれた。

4月から丁度始まるもので、土曜日の夜。
これまでも見たことはあったけど、大抵平日の昼だったりで、時間的に参加できるできないものだった。

なので、今回の時間帯は貴重。
お値段も一回2000円ということでお手頃といえる。

定年退職した先輩から、子どもが小学校に入ったことのお祝いとともに、私への激励メッセージがあった。

新たな小学生生活が始まり、仕事との両立含めていろいろ大変なことが多くなるだろう、余裕がなくなりストレスが溜まるだろうけど、うまく発散するように。決して息子にあたってはいけないと。

保育園に預け仕事に復帰した当初、やはり余裕がなかったりでバッタバタの夕方から夜、思うようにことが進まないと、小さな息子を怒鳴ったこともあった。
そのことを相談したりしたことがあったので、私の余裕のなさを心配してくれていたのかもしれない。

最近は怒鳴ったりすることはしないようにしているが、やはり、あーしろこーしろと、うるさくなってしまうことも多い。

しかし、息子も成長しているので、四六時中付いている必要もないし、息子のことばかり考えていると自分に余裕がなくなる。

小学校始まって初めての週末だから、無理な状況になるかもしれないけど、取り敢えず夫が勧めてくれた講座に参加することにした。

今日が、初日の土曜日。

幅広い年齢層というか、平均年齢はは高めのクラスで、初級クラスということもあり、今の私にはちょうど良いといえる。
可能な限り続けてみることにした。

一応お母さんも頑張って勉強している姿を息子に見せるのも良いかと思って。

しかし土曜日の夜に出かけられることには、夫の協力なしでは無理なので、感謝である。