いま、ブランディングを学ぶビジネススクールに参加していて

毎週水曜日にオンラインでグループコンサルやセミナーを受けています。

昨日そのセミナーの中で、過去の自分の経験と

いまの自分のお仕事とのつながりを考える、みたいなワークがありました。

 

ブログでも何度か書いているけれど

私は現役で国立医学部に入り、医師免許を持っています。

 

 

数少ない、研修医のときの写真。

 

 

研修医を終えた直後、仕事がうまくできなくて心を病んだエピソードはこちら。

 

「自分を犠牲にしながら人のために!と働いた」

という経験があるからこそ

「自分が好きなことをすることで人に喜んでもらえる・人の役に立てる」

という喜びをより実感できているとは思うのだけど

そのときの経験がどういまに生きているか?って

あまり考えたことがなかったかもしれないなって。

 

いまや相手にインパクトを与えるという目的でしか使ってないこの経歴(笑)

正直そんなに公にしたい過去でもなくて

医師っていってもすぐ辞めてるから臨床経験なんてないに等しいし

いまや医学知識なんて全て抜け落ちてるから何か聞かれても困っちゃうし

(そもそも医療って常に進化してるから常に勉強してないと意味がない)

このことを話すとかなりの確率で「もったいない」って言われるので

やっぱりちょっと複雑〜な気持ちになる。

 

改めて当時のことを振り返ると、

患者さんとのコミュニケーションは大事にしていた気がします。

 

研修医っていろんな科をまわって勉強するんだけど

呼吸器内科をまわっていたときの私の指導医が

緩和ケアの患者さんを持っている先生だったのです。

緩和ケア病棟は、主にがんの患者さんが

身体的・精神的苦痛を取り除くための治療を行うところ。

 

何もできないぴよぴよ研修医の私は

とにかく病棟に足を運んで患者さんと話をしていました。

当時の研修医の中で一番緩和ケア病棟に出入りしていたと思う(笑)

 

当然ながら私よりずっと年上でいろんな経験をしている方ばかり。

その人の好きなこと、過去の話など、本当にたわいもない雑談ばかりしてたけど

人生最期の時間に私と出会ったことで

どんな彩りを添えてあげられるだろうか

みたいなことを考えていた気がします。

 

当然ながらみんな数か月で亡くなっていなくなってしまうから

辛いこともあったんだけど、いまでもあのときの時間は特別なものです。

 

あとはなんだろな〜。

基本真面目だから、何事にも超真面目に取り組んでて

不器用ながら手技の練習も頑張ってたくさんしたし

院内の発表や学会発表とかもすごく頑張ってたけど…。

 

でもほんと、イレギュラーな出来事の連続に冷静な判断ができなかったり

アウェイの中で指示出しをしなきゃいけなかったり

睡眠不足にめっぽう弱いのに当直で寝れなかったときはグロッキーだったり

毎日私のせいで人に迷惑をかけてないかと不安でびくびくしてたので

やっぱり「後ろめたく思い出したくない過去」ってところが大きい(笑)

 

でもずっと引っ掛かってはいて、いまだに働いているときの夢もよく見ます。

自分の気持ちという面でここを乗り越えられたら

また一歩進めるのかもしれないなぁ。

 

 

hug*cafe代表 まき子とは?

 

カフェとイベント妄想が大好き♡な3児の母。

自分とみんなの「やってみたい!」を叶えていくママイベントクリエイターとして

北海道札幌市をメインに活動しています。

一般社団法人 hug cafe代表、

オンラインコミュニティhug*cafe club主宰者、

コミュニティスペース hug*cafe BASEのオーナーです。

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