食べるものの種類によって太りやすい場合と、太りにくい場合があります。
もっとも肥満に結びつきやすいのが脂肪です。脂肪には炭水化物、タンパク質に比べ倍近いエネルギーが含まれているのです。脂肪を多く含むものを好む人は、同じ量を食べてもカロリーオーバーになりやすいわけです。
また、食べすぎでなくても偏った食生活も肥満の原因になります。一日に二食しか食べなかったり、一度に多く食べて(まとめ食い)食事の間隔が長かったりするような食生活を続けると、食べた栄養が吸収されやすい体質に変化していきます。夜食症候群といわれる、一日の摂取量の半分以上を夜に食べるケースも肥満になる食べ方です。
夜は消化器官の機能が活発になり、食べたものが吸収されやすい状態になっているからです。いくら朝食と昼食を控えめにしても、夜に大量に食べたのでは何にもなりません。夜こそバランスよくあっさり系で控えめが良いのです。
偏った嗜好や食生活の間違えを直し、規則的な食事時間に適切なカロリーを摂るようにすることが、肥満を防ぎます。
好きなものを好きなだけ食べていては、痩せることは絶対ありません。
NPO法人日本痩身医学協会会員 マール整体