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ホイヤー・オーダヴィアのオーバーホールです。キャリバー11。世界初自動巻クロノグラフ?だったか…たまにご依頼頂くモデルです。症状としては歯車は動いているけど針はかなり遅れるという、いわゆるひとつの〜、え〜置き回りですね、え〜。歯車の動力が針に伝わらず、滑ってる状態です。……どっかで聞いたぞこのキャリバーでこの症状。………ハト先生か。去年ハト神宮に伺った際に聞かれた気がする。直し方知らん?と。まぁ他人事だし、知らんすわ、ハハハと流したらちゃんとブログに直し方書いてくれてました。やっぱ違うわ、時計業界のミスターは。いわゆるひとつの。 分針に繋がるマサツカナという筒状の歯車が緩くなっていると置き回りしますので、締めて直します。非常に微妙な作業ですので、詳しくはハトの日常というハト専門ブログを検索してもらえば載ってます。ええ、鳥類のやつです。 とりあえず組んでみて塩梅を見て様子を見てますとご連絡です。オーバーホールと調整で済めば35000円+税となりますが、どうだろうか。一般的なムーブメントと違ってマサツカナ、いわゆるひとつのツツカナがかなり内部にあるので調整するのには全部バラさないといけなくなります。頼むぜ、ホントに。 どうにも色合いに違和感のあるクロノセンター針には触れず様子見のご連絡をしましたら、やっぱり針が後塗りだから塗り直し希望との事です。気になるでしょうね、やっぱり。妙にメタリックですもん。次回は針の塗り直しの話でお会いしましょう!ご利用ありがとうございます! #heuer #ホイヤー #オータヴィア #オーバーホール #松野時計店 #針の塗り直しなんてのはまさにハト先生案件

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