こんにちは!

 

さて続きです。高所恐怖症のために緊張が極限に達した私は催眠療法を生まれて初めて受けることとなりました。それもシンガポールで。

 

 

催眠療法の事は何も知らず、しかしながら従来のカウンセリングには効果を全く感じない経験があったしこんな風な恐怖症には催眠が効くだろうとは思っていました。

 

 

素早い緊張の緩和が必要な状態だったので催眠を選んだのです。

 

効果は劇的でした。言ったように最初のセッションからそれまで感じた事のないような軽くなる感じがありました。

 

 

これは良い、と言う事で今まで自分がこうだったら良いのにと思うような自分の問題を全部治してしまおうと思いつきました。

 

それをしない理由は全くないと思うくらい名案だと思ったのです。だってすごい効果でしたから。

 

 

ただただ気分を良くしたいと思った次第ですがこれが私のそれまでの人生を全く変える経験となりました。

 

今となってみるとこの世には偶然などと言う事はない、と信じていますから起こるべくして起こる事が起こった、それもベストのタイミングで、と信じています。

 

そしてそれら全ては本当に起こったのです。

 

 

 

別居の頃には私はそれまでになかったような強さを自分の中に感じていました。状況と重ねてみるとそれは妙です。だって15年も続いた結婚が崩壊している時だったのですから。

 

実は今でも覚えています。催眠療法士の先生に別居の事もこれで良かったのだ、などと言っていると先生は夫のような良い男性はもう現れないからなんとか元に戻ったほうが良いと言ったのです。

 

私はその時に自分のセラピストに、あなたがもっと私の人生にポジティブだったら良かったと言っていました。

 

普通はセラピストの方がポジティブなものですがこれは逆転でした。

 

 

どう説明して良いか分かりませんがこれで良いのだ、とても注意深く計画された事がついに起こったと言うような感じがしていたのです。だからそれを変えるつもりは毛頭なかったのです。

 

自分のもっと上のハイヤーパワーによる仕業であると言わねばなりません。だってその辺りから私の人生は本当に大きく変わり始めたのです。

 

 

私の先生は女性で私と同じ歳でしたのでとても親しみやすく彼女に公認催眠療法士になったらどうかと言われ彼女のクラスをとってアメリカで使える公認証をとりました。

 

その間にもその先生にセッションをしていただき日に日に気分は良くなって行ったのでした。

 

シンガポールで本当に少しずつですが患者さんを取り始めました。

 

 

それまで仕事をしていなかった理由はもちろん妹の死や養子や小さな双子に伴う忙しさもありましたが従来のカウンセリングに絶望していたのも大きな理由です。

 

今となると従来のカウセリングにあまり効果がないのは当然だと思います。従来のカウセリングは私たちの「意識」の中で行われるものです。

 

そして「意識」のレベルでは私たちは脳の5%程度しか使っていません。

 

「意識」と言うのは起きている時の大半がそうですがその時に脳をたったの5%程度しか使っていないのです。そしてこれは科学なのです。

 

 

催眠療法は「潜在意識」の中で施されます。そして「潜在意識」では私たちは脳の95%までを使えるようになります。

 

「潜在意識」は実はとても自然な精神状態で私たちは1日に何度かこの状態をランダムに持ちます。

 

脳の95%までを使えるだけでなく脳の活動スピードは「意識」の時の100万倍となります。

 

 

「潜在意識」が私たちにランダムにやってくるのはとてもリラックスしている時です。例えば高速道路の運転中とか電車の中でのうたたねなどです。

 

 

瞑想もやりようによってはとても「潜在意識」に近いと言えます。

 

さて潜在意識のパワーの凄さを知った私が次にとった行動を明日のコラムでお話しします!

 

 

素晴らしい1日を!!