改めまして。
演奏会後のブログに詳細レポートを書くと宣言しながら、早や半月以上経ってしまいました。
申し訳ありません。
第3回目となった今回の演奏会は、お天気や場所柄にも恵まれ、224名ものお客様に足を運んでいただきました。
改めてお礼申し上げます。
会場でお配りしたパンフレットでも団長や指揮者が述べておりますが、今回のプログラム、特に第2ステージのシュッツは、当団にとって正にチャレンジとも云える選曲で、幾多の団員が悩みぶつかりしながら本番を迎えた曲でした。
当団は個人的にボイストレーニングに通っている団員も多く、どちらかというと、ソリストとして個人のパフォーマンスを全うすることに意識が向きがちな団ではありますが、対位法確立以前のポリフォニカルな曲に挑戦する中で、「縦の線(リズム・拍)を揃える」「攻(旋律)守(ハーモニー)交代を際立たせる」といった合唱の「お作法」に改めて馴染む機会を得たことは、今後の我が団のレパートリー形成に大いに血肉となるのではと、団員自ら期待すること大です。
また日本語の曲に対し、お客様から温かくもvividな反応をいただき、日本語の力を再認識するとともに、聴衆の皆様に少しでも何かを感じていただけたなら、望外の喜びと存じます。
後日、アンケートを拝読したところ、最初の演奏会から聴いていただいているお客様から「まとまってきたね」「バランスがよくなったね」とのお言葉を頂戴しました。
メンバーの入れ替わりはあれど、長く続けるって大切なことですね。
次回は何をするとも、いつにやるとも、今のところまだなんともいえませんが、団員一同精進しますので、またぜひとも演奏会にお越しください。
最後になりましたが、発声方法のみならず音楽解釈そのものについていつも貴重なアドバイスを下さる飯田みち代 ・坂下忠弘 両先生、また「初心のうた」で素晴らしいピアノを披露していただき、またアンコール曲「きょうの陽に」を作曲指揮してくださった横山智昭 先生はじめ、関係者の皆さまにも厚く御礼申し上げます。
(文責:中村 太郎)