炭のお話
連日暑いですね。
客足もイマイチなTORIKO _ です。(泣)
そんな暑さの中、今日は炭の事について・・・
TORIKO _ の炭は2010年の開業以来ずっと輸入の炭を使用してます。
中国炭が国の森林伐採禁止政策によりなくなって以降は、インドネシアのサルスベリの炭を使ってました。
昨今の物価高による燃料の値上げが頻繁になり、炭の使い方を改善する事にしました。
PHOTOの右側から、サルスベリ(インドネシア)・オガ炭(ラオス)・白炭(ラオス)三種類の炭を併せて使ってます。
オガ炭は火起こしの時だけで以前から使ってますが、ラオスの白炭は今回初めて採用しました。
サルスベリの炭は非常に火力が強くて持ちが良い炭です。ただ恥ずかしながら私、紀州備長炭を使った事が無いので比較は出来ないのですが、炭屋さんのお話だと紀州に勝るとも劣らない火力と火持ちとの事でした。
オガ炭は火起こしだけなので省略して、ラオスの白炭はコストが安いのが第一なのですが、使ってみると色々良い事がありました。
まず、爆発しない。炭って焼きが甘かったり、木の部位によって火起こし中に爆発するんです!これが厄介!
あと、火力が弱い(炭としてはマイナス要素ですが)ので、ぼんじりなどの脂が強くファイヤーしやすい部位にはじっくり火入れする事ができます。
これらの事から改善して良くなった事を箇条書きにすると↓
①10%強の燃料費削減
②爆発しない
③炭の配置、使い分けにより焼き方の強弱がしやすくなる
④営業中の待機時間とピークに合わせて炭の使い分けが出来るのでコストダウンに繋がる
同業者向けの記事内容になりましたが、ちょっとマニアックな豆知識をご紹介しました。
では今夜も皆さまのご来店を心よりお待ちしております