地震の日 考える日 | 新宿 寿司居酒屋 のだぴん ~魚と心の居酒屋さん~

地震の日 考える日

地震があったとき私はテンポスというお店で
厨房用品やお皿などの什器を見ていました。

人間って不思議なもので
あっ地震だって思って
ある程度揺れていても全然平気だったんですが
大きな揺れに入った瞬間、一気に恐怖心が込みあがりました。

あわてて外に出てみると
大きなビルがゆらゆらしていて
本当にあんなに揺れるもんなのかと
目を疑いました。

揺れがおさまって
店内に戻ると
お皿やグラスが落ちて
床中に破片が散らばっていました。
いたたまれないなあ。

家に戻り
姪っ子を小学校まで迎えに行ったり
部屋の片づけをしたりしました。
母の部屋のテレビが落ちたのが一番の被害。
それくらいで済んでよかったです。
分かっている親戚や知り合いは全員無事でした。
それだけがなによりです。

テレビで
走っている車が津波にのみこまれる瞬間を見ました。
運転している人にとってはまさに地獄。
見ているのがつらくなって悲しくなります。
と同時に高みの見物をしているみたいで
なんだかいやな気分にもなりました。

どうにもできないあがらえないこと
が突然襲ってくるってつらいでしょう。
この先、復興するまでには時間が相当かかります。
助け合いの精神が必要です。
何かできることをしよう。