おはようございます!社長です!
「丸にたちばな」1月14日オープン!!
いよいよですね♪
現在、味の最終調整とレシピ伝授を行っています。
物件の話が入ったのが夏で、それから “どんなラーメンを出すか?” の模索が始まり、煮干しラーメンに決まって試作を始めたのが10月。
そこから3か月間、1人でテストキッチンに籠って、あーでもない(~_~;) こーでもない((+_+)) と試作を繰り返してできた“作品”が、ようやく陽の目を見ます。
定番の味を作るのは、小川・おがわや・小川流に続いて4回目になりますが、これだけ長い時間を掛けて作ったのは20年前の小川以来になります。
小川を作った20年前は何しろスキルが無く、豚骨ラーメン作りの知識を 「美味しんぼ」 や 「喧嘩ラーメン」 などの漫画や、繁盛店のレシピ本などから得ていました。
閉店後の夜中に1人で厨房に入り、初めて触る豚足の ブニョ っとした感触にギャーギャー言ったり、大量の頭骨と目が合うたび怖さを紛らわすため大声で歌ったのは良い思い出です(笑)
“加水” と言う事を知らず、煮詰めて行ったらスープが無くなったなんて事もありました(笑)
当時に比べたら知識や経験はあるものの、やはりゼロイチは苦労します。
食材は星の数ほどある。
その中からいくつかを選ぶだけでも骨が折れるのに、組み合わせでも味が変わるので、それらを試していくと時間がいくらあっても足りないのです。
また、空腹時と満腹時で味の感じ方は変わります。当然空腹時の方が美味しく感じる。
もっと言うと、ラーメンを食べたい!って時とそうじゃない時でも味の感じ方は変わります。無論前者の方が美味しく感じます。
満腹でラーメン食べる人は居ませんし、ラーメン食べたい気分じゃない時に食べる人も居ない。そんなのラーメン屋かユーチューバーくらい!(笑)
私は既存店の味チェックも行っているので、ただでさえラーメンを食べる機会が多い。
その為、正確な味のジャッジをするには、週1~2回の試作が限界です。
その日は試作に集中し、何杯か作って味を見てはひたすら歩いて腹を空かせ、また試作。これを繰り返しました。
ラーメンを見たくない日もあったし、もうホント気持ち悪い日もあります。結構苦労してるのよ(笑)
烏龍茶は死ぬほど飲んだな~
その甲斐あって、美味しいラーメンができました!
味に関しては言葉で説明しても伝わらないので、とにかく食べてみて下さい!
あとは岡田店長とキャストさんたちに掛かっています!頼みましたよ!
追伸
経験上、試作での完成度は70~80%くらいだと思っています。
何故なら温度や湿度、道具、食材の状態、作り手などで味は変わるし、開店後に何百杯と作って出て来る問題点もあるからです。
それらを解決しながら、今後 「丸にたちばな」 と言う作品をより良いものにしたいと思っています。
既存ブランド共々、応援よろしくお願いしますm(__)m