おはようございます!(2月いっぱいは)社長です! 

 

久しぶりに腰をやりました (~_~;) 

 

丸にたちばな開発の後も、既存ブランド味改良のため週1~2回試作を行っているのですが、その休憩中カフェに行った時の事です。

 

1時間くらいお茶して 「さて帰ろう。」 と椅子から立ち上がり荷物入れからバッグを取ろうとしたら腰に違和感が・・・・

 

違和感は次第に痛みに変わって行き、レジに向かう頃にはイテテテテ・・・・ 

 

 

なんと荷物を取ろうと屈んだだけで腰を痛めたのです💦 

 

 

何とか歩く事はできたので、切りの良いところまで試作を行い本社へ戻り、家にトボトボ歩いて帰って、湿布を貼り、ホッカイロや入浴で患部を温めました。

 

ネットで調べると 「安静にするより動ける範囲で動いた方が良い」 と書いてあったので、翌日以降も仕事をし、なるべく普段通り過ごしました。

 

1日目は階段上るのもやっとで、寝返りも打てない程でしたが、2日目・3日目とみるみる回復し、4日目の今日は少し痛む程度に!

 

 

良かった~~~~~(*’▽’)

 

 

温める方が良い。冷やした方が良い。安静にした方が良い。動かした方が良い。整骨だ!針だ!お灸だ!ストレッチだ!マッサージだ!

 

ギックリ腰への対応は諸説ありますが、今回は今までの経験と勘で “温めて動かす” を選択した事が良かった様です。

 

これを “結果オーライ” と言います(笑)

 

 

私は人生でこれが一番大切だと思っています。

 

どこにも修行に行かずに味を作った私は、ずいぶん遠回りをしました。

 

ウマい物ができない。ちっとも儲からない。FCを抜けて小川にしてから、そんな日が長く続きました。

 

繁盛店へ修行に行っていれば、その商品のコピーを作って最初からある程度の味を出す事ができたし、儲けも出たでしょう。

 

でも、私は独学で味作りをしていたので、なかなかウマい物ができなかったし “儲かる商品の作り方” を知らないので儲けも出ませんでした。

 

 

でも、結果的にこれが良かったのです。

 

 

繁盛店のレシピを丸写ししたとしたら、今の小川は無かったでしょう。

 

当時 「濃厚豚骨カツオ出汁」 なんてラーメンは世の中に無かったからです。

 

あれは、独学だからこそできたラーメンだと思っています。

 

そして、そうしたオリジナリティがある味だからこそ、20年もの間支持されているとも思っています。

 

また、味づくりで大事なのは 「何でその味になるのか?」 と言う事です。

 

何故なら 「何か分かんないけどこの味が出来ました!」 だと、味の改良や不測時の対応ができないからです。

 

例えば “背ガラ”が何らかの理由で手に入らなかったとしたら、皆はどうやって小川を作りますか?

 

私はその答えを持っています。

 

何故なら、独学で味を作った時代に、ガラそれぞれの味や出方、抽出時間などを検証し、それが頭に叩き込まれているから。

 

これは修行に行っていたら身に付かなかった事です。教えられる事と自ら学ぶ事では頭への入り方が違うのです。

 

今も味の開発や改良をする時、こうした経験で得た知識が役に立っています。下手なメーカーの開発さんより詳しい(笑)

 

「独学で味を作った」 と言うと 「すごいですね!」 と言われます。

 

でも、もし商売が失敗に終わっていたらどうでしょう?

 

「どこにも修行に行かないで独学でやるからそうなるんだよ」 と言われたでしょう。

 

“結果オーライ” と言うのは、結果を出さないと言えないのです。

 

だから私は、この言葉が好きです(^^)

 

「色々あったけど良い人生だったね♪」 と言える様、共に頑張りましょう!