コミュニケーション能力は向上できるのか? | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

息子の進路説明会に出席しました。

そして、
もう、ひつこいくらいに、「コミュニケーション能力!コミュニケーション能力!」を
先生が、連呼!...

昨夜も、言語聴覚士の勉強会で、
軽度発達障害の中学生のお子さんの
一方通行な会話、文脈の維持のむずかしさ・・・・
そんな話題が出てました。

ふっと
「昔よりも、コミュニケーション能力が低下している」

確かに、今の子どもたちは、
テレビを見て受け身の生活や、
ゲームが影響している・・・・ていうけれど。

やはり、脳の発達の問題はありますよね~

さらに言えば、
今の人事担当者は、やはり、若い世代が理解できないから。

なんでもかんでも、
コミュニケーション能力の問題にしている気もします。


でも。
昨日、友人が専門学校からの実習生を指導していて、
実習日誌の書き直しを言ったとたんに、
逆切れされて、

「書け!っていうから書いたのに。
 書き直せはおかしい!!!!」と
怒鳴られたらしい。


う~~ん。
この生徒は、完全に「軽度発達障害」の域に入るんだけど。

健常者と、軽度発達障害の人との境界って
ほんまに難しいと思う。

さらには、
コミュニケーション能力!コミュニケーション能力!ばかりを
協調すること自体、
軽度発達障害児は・者を、暗に、「締め出し」「差別」化している
風潮ではないのかな~って感じました。

軽度発達障害児・者の人がいて、
一般にもコミュニケーションに問題がある若者が多くなったのなら
そんな人でも、働ける職場の改革は必要に思います☆