ソーシャルストーリーズ入門講座 | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

おはようございます。

今日は、朝から早起きして、名古屋のセントレアまで。
「ソーシャルストーリーズ入門講座」を受講に参ります。

大阪でも11月に開催されてますが、
その日は、ビジョンサークルを開催しておりまして、
参加できませんので。

今回、名古屋まで出向きます。

愛知県の方がほとんど・・・・というようで、
ちょっと、身が硬くなりますが。

まあ、がんばって受講してきますね。

そして、せっかくの出張なので、
明日は、個人相談のみなさんにお会いしてから、
大阪に帰ります。

せっかく、
名古屋、三重県に伺うのだから、
熱田神宮や、伊勢神宮をおまりしたかったのですが。

結局、
スケジュールは、いっぱいになってしまったので。

明日は、夕方まで、相談をお受けして、
夜遅くには、大阪に帰ります。

このような支援をさせていただいて感じることは、
本当に、日本は、障がい児、者の支援体制が整っていないということです。

私たち、言語聴覚士も、まだまだ、人数が足りないし。
自閉症のお子さんとかの療育も、
大阪では支援センターは1年しか通えません。

でも、お母さんたちが、
TEACCHを家でしっかりできるようになったり、
PECSを使えるようになるまでには、

1年じゃ、全然足りません。

そして、私たち、言語聴覚士は、
さらに人数が少ないので、
1か月に1度くらいしか面接ができないのですよね。

訓練するなら、
せめて1週間に1度の頻度で実施したい。

でも、そうしたら、
今の1/4の子どもさんにしか会えません。


1週間に1度の割合で、3か月ごとに入れ替えにしていく!ってのもありかな。。。。とか。


最近、特に、幼児期にどれだけ、お母さんたちが、
本気で、自閉症の療育に自発的に取り組めるようになるか。

そこを支援していくことの大切さを痛感しているのです。

そうそう、
テレビひとつにしても、
このテレビをお子さんが見続けて、
さあ、何を学んでいるのか?

これは、将来、どのような行動に結びつくのか?

テレビやDVDのセリフを
ずっと、独り言のように言い続けているのに。

なんで、
毎日、DVDやテレビを見せ続けるのか?

決して、
テレビが自閉症の原因ではないけれど。

自閉症のお子さんが、
ただ集中するから!って理由だけで、

DVDを見せ続けても、
なにも発達を促進させることはありません。

むしろ、
そのドラマや、アニメの世界に没頭してしまって、
現実世界がうわの空になってしまいます。


しばしば、
私は、ことばが遅れているお子さんのことばを伸ばしたいと
真剣に思われるなら、
「テレビをなくしなさい」と申し上げますが、

そのことばに従ってくださった方は、
20年以上、臨床をしてきたな方でも、
片手でしか数えられません。

お母さんたちは、
子どもが喜ぶから・・・・ということで
トッキュージャーとか、仮面ライダーとかを見せてますが。

このテレビドラマから、
子どもたちは、何を学びますか?

暴力を正当化してませんか?

お子さんが、乱暴だ!と嘆く前に、
テレビでなにを見せているのか、
もう一度、しっかり振り返ってくださいね。


テレビのイメージは、強烈です。

そして、テレビから、「生きたことば」を学ぶことはできません。

ことばは、人と人の間にある「コミュニケーション」からのみ
学べることをお伝えします。


週末。
テレビを消して、ぜひ、お子さんと楽しい遊びをして過ごしてくださいね。

そして、
自分が楽だから・・・という理油だけで、
テレビ、ビデオ、動画サイトの前に
お子さんを座らせ、こもりをさせていただ「つけ」は、
必ず将来、結果として、出てきます。

そして、出てきたときには、
対処するのが難しくなっているということだけ、
お伝えしておきます。

親が楽だ・・・という理由は、
子どもの成長にとって、何も+にはなりませんので。


では。
名古屋に行ってきます。
また、講座のレポート。させていただきますね。

http://www.from-a-village.com/social-seminar.html