ダウン症だから、誤嚥をするのではない!ということ。 | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

私は、コミュニケーションの専門家です。

お口の発達についてや、離乳食相談をしてますが、
その目的は、コミュニケーション豊かな生活をしてほしいこと。

安全に,窒息をすることなく、生活をしていく事が目標です。

今日も、障害者介護施設で、咽ながら詰め込み食べをしている障害のある方。
その方が、しばしば、誤嚥性肺炎になるという話を聞きました。

なぜ,誤嚥性肺炎になるのか?

そこを、理解されていないから、あちこちで,苦しい思いをされてる方達がいます。

だから,離乳食の開始前から、私は,ダウン症のベビーに介入しています。


先日も、元支援学校の先生に「ダウン症は、舌を出してたべるんですよね!」
「ダウン症だから、窒息しやすいんですよね」という言葉を言われたときには、本当にショックでした。

いえいえ。ダウン症だからこそ、早期から介入,支援が必要です、誤嚥,窒息しない支援をする必要があります。

そして,適切に支援をしたら,防ぐことができるんです。

まだまだ、知識も技術のない方が多いのです。だから、一人でも多く、正しい支援と知識を持つ方が増えて欲しいと思って活動をしています。