珍しいピアノのお話 1♪ | ピアノデュオ☆Spica☆のブログ

珍しいピアノのお話 1♪

今週は、2種類の珍しいピアノをご紹介していきます

第1弾はこちら♪
普段目にするピアノと何かが違いませんか??

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楽器の形や鍵盤の数以外に、大きく異なる部分があるんです


正解は……





……





……






「鍵盤の色」です

白黒の組み合わせは同じですが
配色が逆!?なんです

これは現代のピアノの祖先です。

実は、今皆さんがピアノと聞いてイメージする配色に統一させるようになったのは、19世紀に入ってからで、18世紀頃までは写真のような配色が主流だったんです。

18世紀というと、バッハやモーツァルトが活躍した時代でしょうか

配色が逆転したのは、諸説ありますが、材質の変化や視覚的な理由だそうです


●温度や湿度への対応、奏法やタッチを追求した結果、木材より象牙が使われるようになったこと

●張り出している鍵盤は、黒いほうが引っ込んで見えるので演奏するのに合理的であること


などです。

ということで、第1弾はパンダ来日記念に白黒つながりで、このピアノをご紹介させていただきました
もしもパンダの白黒が逆だったら……

なんて


次回はどんなピアノでしょうか……お楽しみに


chihiro