クイズの答え☆ | ピアノデュオ☆Spica☆のブログ

クイズの答え☆

こんにちは。
早速昨日のクイズの答えから♪

『「さくらさくら」が挿入歌として使われているオペラはなに?』


正解は……

①「蝶々夫人」 でした!

(今「蝶々」と書こうとしたら「町長」と変換されてしまいました。。)

オペラ『蝶々夫人』の作品中には、「さくらさくら」の他にも「君が代」が取り入れられています。

今日は、オペラ『蝶々夫人』がどんな作品なのかお話をします


『蝶々夫人』の原作は、アメリカの弁護士ロングの短編小説です
それをアメリカの劇作家が戯曲化し、さらにそれがオペラ化されて、オペラ『蝶々夫人』が生まれました。

この名作といえるオペラを作曲したのが、イタリアの作曲家プッチーニです

ご存知の方もいるかもしれませんが、『蝶々夫人』の舞台は長崎!!←カステラ
(ちょっと親近感が湧いてきますね♪)

没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの悲劇のラブストーリーを描いたオペラなんです。
あらすじを簡単にお話しますと……


時は1890年代、舞台は長崎。
アメリカの海軍士官のピンカートンは、結婚仲介人の斡旋によって、現地妻として当時15歳だった蝶々さんと結婚します。アメリカ総領事は、ピンカートンの行為は軽率だ!と忠告しますが、彼は聞く耳を持ちません。

蝶々さんは武士の家に生まれましたが、父が切腹して没落していたので芸者となっていました。
お年頃だった蝶々さんは、ピンカートンとの結婚が嬉しくて嬉しくて、心から喜んでいました。


な・の・に!!!
ここから悲劇が始まるのです。。


喜びも束の間、ピンカートンは長崎での任務を終えてアメリカに帰ってしまいましたガーン
それから3年が経ち……彼の帰りをひたすら待つ蝶々さん
そう、なんとこの時蝶々さんにはピンカートンとの間にできた、3歳になる子供がいたのです。

ある日、蝶々さんは自分の住む長崎に、ピンカートンの所属する軍艦が入港したことを知りました。
さぁ、待ちに待った夫との再会です!!
ついに会える!という希望に、蝶々さんは胸をふくらませ、一晩中寝ずに待っていましたが、彼は帰って来ません。


朝になり、蝶々さんと子供が休んでいると、ピンカートンが訪ねてきました。

が・しかし!!

そのピンカートンの横には妻・ケートの姿が!!

蝶々さんは、ピンカートンの横にいたアメリカ人の姿を見て全てを悟ります。
ピンカートンは、蝶々さんの女中であるスズキさんから事情を聞き、深く反省し耐えられずにそこから立ち去ってしまいます。

子供を預かるというケートの申し出に、蝶々さんは「彼が迎えに来るなら渡す」と言います。
そしてピンカートンが駆けつけたときには……蝶々さんは、父親の形見の短刀で自害をしていたのでした。


これが、オペラ『蝶々夫人』のあらすじです。

簡単に……と言いながら長くなってしまいましたがあせる
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました
オペラは難しそう……敷居が高そうと思われがちですが、全くそんなことはありません^^
機会があったら、ぜひオペラ『蝶々夫人』観劇してみて下さいね

Have a nice day

chihiro