☆明日、悲別で☆

偶数月は公美子がお送りしています


みなさま こんにちは

寒い日が続きますが、お元気ですか


今朝はテレビで、オルガン界の革命児
Mr.キャメロン・カーペンターの演奏を見ました

ショパンの革命エチュードと
となりのトトロを演奏されました

階段を駆け降りるような足技が凄かったです…


ジュリアード音楽院卒業とのことで
まさにニューヨーカーという雰囲気

久々にドキドキしちゃいました(笑)




先週は、新国立劇場で舞台を観る機会がありました


富良野GROUP 2013公演 冬
作・演出　倉本聰

『明日、悲別で』


～あらすじ～


20年前に閉山した炭坑の町、悲別。
散り散りになったかつての若者たちは
2011年大晦日、閉山の日の約束を守って今や破綻寸前のこのふるさとに集まってくる。

彼らの交わした約束とは、大昔この炭坑の第１坑道の地下300メートルの地底に先人達が埋めたという『希望』を封印したタイムカプセルを、探しに潜ろうということ。

だが、20年の歳月は、彼らを変えてしまっている。

福島の原発労働者となって津波と爆発に遭遇した者、
懸命にふるさとにしがみつき空しい町おこしに励む者、
そしてこの町の町会議員になり
原発汚染の福島の瓦礫を引き受け、廃坑の地下1千メートルに石棺に入れて閉じ込めようと策す者。

300メートルの地下に希望があり、
1000メートルの地下に今絶望を埋めようとしている悲別。

約束を守った2人の仲間が、
空しくしか思えない希望を求めて
かつての懐かしい第１坑道へ2人っきりで入って行った。





深刻な問題をあつかった内容で、平日の夜にも関わらず、満員御礼

役者さんの気迫や息づかい、
鬼気迫る音響や抜群なタイミングの照明、
物語の力強い流れに、色々なことを考えさせられ


終盤には自然と涙があふれていました



「役者さんの表情がよく見えるように」と舞台目前の席を取ってくださったお気遣い…
心から感謝しております

大変勉強になりました



大切なふるさと
原発の問題は、他人事には思えません


素晴らしい舞台からいただいた勇気を
今度は私から届けられるように
精進したいと思っています




会場には沢山の花が彩り
信念を感じる空間が作られていました

私も、出来ることをがんばろう！！
そう思いました




明日はちひろちゃんと合わせ練習
金曜日は2人でレッスンを受ける予定です




雪を踏んできましたょ

今月は更新が少なくなってしまいましたが、ご覧いただきありがとうございました



お元気で
Kumiko