秋の便りとショパン・エキエル版♡

奇数月はちひろがお送りしています

みなさま、こんにちは

見頃を迎えた曼珠沙華





すっかり秋ですね

夜は澄んだ空に映える月が美しく、疲れていても、１日の終わりにドビュッシーの『月の光』を弾いてから眠りにつくのが最近の日課

柔らかい叙情的な音楽に心がほぐれます

先週はレッスンで可愛い１コマが

ピアノを始めて半年の小1・Iくん

４分休符が沢山並んだ楽譜を見つめて一言

「これ見てたらソフトクリーム食べたくなっちゃった～」

確かに、クネクネッとした所よく似てますよね

前に、「ちょんまげみたい！」と言った子もいました……笑

生徒さんの名言集が作れそうです




そんな折、注文していた楽譜が到着

ショパンのポロネーズ集・エキエル版



ショパンの楽譜というと、これまではパデレフスキー版が一般的

私もショパンの楽譜はパデレフスキー版で揃え、音大合格のお祝いに先生からいただいたスケルツォ集は今でも思い出と一緒に大切にしています

ショパンが抱えた沢山の弟子が残した様々な版の中でも、

このパデレフスキー版は、ショパンの故郷であるポーランドの首相まで務めたピアニスト・パデレフスキーが、ポーランドのショパン研究機関と一緒に校訂したもの

多くのピアニストも愛用している信頼性の高い版として知られています

ですが時が流れ、パデレフスキー版にまだ問題があるとみたポーランド国家評議会が、ピアニスト・エキエルと共に

ショパン生誕150周年の1960年からポーランドの国家事業として研究を開始し

50年の歳月を経てショパン生誕200周年の2010年に全巻編纂されたのが、エキエル版

ショパン国際ピアノコンクールの使用奨励楽譜にもなってるんですね

違いをじっくり体感しながら弾いてみます♪

さすが外版……というお値段！少しずつ揃えていこうかな


最後に……たわわに実る埼玉県日高の栗



大きくてほくほく、甘くて美味しかったです

chihiro