3月最終週ですが、教室は新学期となります。

脳の発達についてのコラムを見つけましたので、お読みください。



脳の発達からすると、年齢ごとに適した習い事がありますが、3~4歳前後で最初の習い事をするとしたら、ピアノをはじめとする楽器がおすすめです。音をつかさどる脳の領域と、言語をつかさどる領域は、ほぼ重なっています。
言葉が特によく発達する3〜4歳前後に楽器を演奏することで、言葉の領域にもよい刺激がいくと考えられます。
男の子の場合、女の子に比べて言葉に興味が湧くのが遅いことが多いですが、楽器を習わせておくことで、脳に言葉を受け入れる準備ができるのです。
音楽は、将来的に外国語を習得したいときにも役に立つと、私は考えています。外国語特有の音を聞きとる「耳の力」は幼い頃の音楽教育によって、その基礎が身につくと考えられるからです。
音楽のいいところは、好奇心が長続きしやすいところです。楽器そのものへの興味のみならず、歴史、文化......と、音楽を通じてあらゆる方向へ知的好奇心が広がるので、飽きることがないのです。
音楽は、好奇心と人生を、生涯を通じて豊かに広てくれます。その第一歩は、幼い頃に始めたピアかもしれません。