プロフェッショナルインストラクター試験に向けて
５日目のブログ！！
京都西院、ヘルシービューティーサロン
ピンクマジックのオカモトです
今日のテーマは
腸
腸ってすごーーーく大事！！
精子と卵子が受精して、１番最初に作られる臓器です。
動物の進化の過程でも１番最初にできたのは腸です！！
脳は暴走モード入っちゃうけど、
腸はいつも冷静沈着
そんな腸が大好きなオカモトです。
どういうことかわかりますか？
脳はね、
あかんってわかってることも快楽のためにやっちゃうのです。
覚醒剤、あかんって知ってても、気持ちいいからやっちゃえ！！
って指令出すのが脳
腸はね、あかんもの入ってきたら、冷静に処理。
腐ったもの食べたら、下痢するよね。
腸はあかんものはきちんと拒否するのです。
もぉ、腸やばく賢いのです！！
私たちの体の中の司令塔みたいな役割してるんですよ！！
腸の役割
私たちが食べたものを
消化・吸収
してくれたり、
免疫の70％が小腸に、10％が大腸に集合
幸せホルモンの「セロトニン」の90％が腸で作られ、
腸内細菌がたくさん住みついています
腸ってね、長いんです。
小腸は、6〜7m 広げるとテニスコート１.５面分
大腸は、１.５m
腸は体の内なる外
なのです
ん？？？？
なんじゃそれ？？
外の世界から入ってくる様々なものを処理（消化）し、
体内のあらゆるところへ送り出す（吸収して血液に乗せて送る）
という重要な役割をしています
私、腸が大好きで、腸の話になると長くなっていきそうなので
今回は、すごく話題の
腸活
について書きますね
まずは腸内細菌の基礎知識について
腸の中には、約1000種、1000兆個の最近が住みついてます
重量は約１.5キロ
私の体重を50キロとしたら、そのうち、１.５キロは私でなく腸内細菌の重さ
ついでに言うと、そのうち約５キロはミトコンドリアの重さ
と言うことは、正式な私の体重は４３.５キロね。
残り、６.５キロは体の中にいる最近の重さだから（笑）
このたくさんある腸内細菌が、腸壁の粘膜にビッシリ存在し、
まるで草むらの様なので
腸内フローラ
と呼ばれています。
腸内細菌には3種類あります。
善玉菌（有用菌）
悪玉菌（有害菌）
日和見菌（中間菌）
この3種類の菌の割合は
２：１：７
が良いとされています。
善玉菌の代表的なものは
ビフィズス菌、乳酸菌
聞いたことありますよね。
善玉菌は、
・病原菌が腸内に侵入するのを阻止
・食物繊維や三大栄養素の残留物に分解酵素を分泌し分解する
・腸内で「発酵」を起こし、「短鎖脂肪酸」を生成する
善玉菌はあとで説明するバイオジェニックスで増えます
悪玉菌の代表的なものは
ウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌
・腸内のタンパク質を腐敗させ、様々な有害物質を作り出す
・便秘や下痢、肌荒れなどが引き起こされやすくなる
・発生した「窒素残留物」により「リーキーガット症候群」が起きる
悪玉菌は消化不良による腐敗や、異常発酵、酸敗（脂肪の酸化）により増えます
日和見菌の代表的なものは、馴染みのないものばかりなので省略します。
・腸内の最優勢菌として大人の腸内フローラの形成に寄与する
・悪玉菌の増殖とともにその動きに同調する
日和見菌はその時々で優勢な菌の見方をする、スネ夫の様な菌だと思ってください。
ジャイアン（悪玉菌）が強ければそっちの味方
のびた（善玉菌）が強ければそっちの味方
で、ここで気をつけたいのが、
善玉、悪玉と名前がついてますが、
悪玉菌も体には必要な菌です。
大切なのは、割合ですね。
さて、基礎知識がわかったところで、
腸活です。
■プロバイオティクス
「生きたまま届く！！」っていうのがこれになります。
腸内フローラのバランスを整え、宿主の健康に寄与する細菌や酵母を取り込むこと。
ヨーグルト、乳酸菌飲料、糠漬け、納豆など食べることですね。
ここで注意なんですけどね、
外から摂取した乳酸菌は腸に棲みつけません
人の腸内に棲みついている乳酸菌は、
生後間も無く腸内に入ってから長時間をかけて宿主特異性を獲得します。
このため
外から摂取した乳酸菌（生きた菌）は容易に棲みつくことができず、
増殖することはなく、3〜4日間腸内で働いたあとは排泄されます
生きた菌を摂取したからって、腸に棲みつくことはありません
生きた菌とっても胃酸で死んでしまう説もありますが、
そもそも、腸内細菌は2歳までには満室状態です。
新規移住者は住み込めないってことですね。
■プレバイオティクス
難消化性多糖類（食物繊維やオリゴ糖）を腸内細菌に届けること
食物繊維やオリゴ糖は腸内細菌のエサになります
これらを腸内細菌が分解してくれて作られるものが
短鎖脂肪酸
短鎖脂肪酸ってすごいんです。
大腸の組織を正常に保つための栄養源となったり、
大腸内を弱酸性にして悪玉菌の増殖を防ぎ腸内環境を整えたりする働きもします。
また、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルの吸収も助けます
短鎖脂肪酸は腸内環境を整え、
全身の健康も整える働きを持つ、
注目されるべき立役者のような存在なのです。
■バイオジェニックス
腸内の免疫を刺激したり、コレステロール、血糖、血圧を安定させたり
活性酸素を減らしたり体全体に作用することで
生活習慣病や老化を防止する食品成分
死菌を含めた乳酸菌の菌体成分が腸管免疫を刺激することで、生体活性を促し腸内フローラにも好影響を与えます
発酵後の死菌（菌体成分）も生菌と同等以上の効果があるのです。
今注目されているのがバイオジェニックスで
乳酸菌がマクロファージのエサになり、
食べれば食べるほとサイトカインというシグナルを出します。
それが免疫細胞の活性につながったり、
悪玉菌の排泄につながります。
よくね、酵素ドリンクをオススメすると
「これってさぁ、飲み物だから、加熱殺菌してるよね。酵素死んでますよね？」
などとご質問いただきます。
（私も勉強する前まではそう思ってた）
ハイハイ、死んでますよ。
でも生菌と同等以上の効果あるんですよ！！
ってことです。
免疫を上げる？？
あれ？最近よく聞きますね。
そう、コロナ対策にピッタリですよね。
今こそ腸活なのです。
そして、ここで何度も書いた乳酸菌。
乳酸菌＝ヨーグルト
と思う方も多いと思うのですが、
何もヨーグルトでなくてもいいのです。
キムチや漬物、麹、味噌、日本酒にも乳酸菌は入ってます
そして、日本人には、植物性の乳酸菌を食べてきた歴史が長いと言われていて、
植物性の乳酸菌の方が合うと言われています。
市販のヨーグルト製品には、腸が嫌いな砂糖が含まれているものも多いです。
できるだけ、植物性の乳酸菌をとるのが良いかと思います。
逆に！！！！
腸活の妨げになるものもあります！！
それについてはまた明日じっくり書いていきますね。
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