突然、分かりにくいタイトルの記事ですみません。
円安について考えてみたくて、考えながら書いて見ました。

本日、1ドル158円台にまで円安が進んだみたいです。
これは、1990年5月以来、約34年ぶりの円安みたいですね。

原理バカと言われそうだけど、
やはり円相場は、再臨の摂理のために高くなったというか、
そういう天運に国運が乗って、
世の中の雰囲気、個人の努力が進んだって気がしてしまいます。

今の若い世代は知らないと思います。
私たちバブル世代が就職したころに流れていたリゲインのCM。

CM 24時間戦えますか? リゲイン
♪ 24時間戦えますか?

   …
  ビジネスマン、ビジネスマン、
  ジャパニーズビジネスマン

文先生は「紙くずになるんだから、今、たくさん献金しなさい」

なんて言われたとか、聞いたりしますよね。

私は経済学については、ほぼ無知なので、
素人ですが、思うところを私の言葉で書いてみます。

そもそも、今の円安の問題の根本原因は、
バブルにあったと思うのです。

バブル時代、そもそも価値のない土地に膨大なお金が消費されました。
そんなことすれば、当然、家計は多額の借金を抱えた状態になります。
大量のはずれ馬券を買ったようなものです。
まぁ、はずれ馬券を売った人は大儲けして一部の国民の貯蓄は増えたんですね。

このとき、不良債権を背負った銀行の破綻処理をしておけば、
今のような状態にはならなかったと思っています。

国は、銀行を潰せば企業が潰れるという論理で、
銀行を破綻させず、銀行の統合などをしながら延命させました。

企業を救うために銀行を延命させるのは詭弁だと説明する人もいました。
確かに問題のない企業なら、別の銀行が受け皿になれるはずだからです。

結局、日本経済は、多額の借金を長い期間をかけて返す家計のような
状態になりました。

ですが、そのとき打ち出されたのが、禁じ手であるウルトラCの
ゼロ金利政策、マイナス金利政策でした。
借金を返しながらも、ゼロ金利、マイナス金利で借りれるなら
足りない分は借金で調達して、いくらでも自転車操業ができます。
そうやって借金を繰り返して、あたかも豊かな生活をしてきました。

でも、ついにそれができなくなってしまいました。
となりでそれなりに低金利でやっていたアメリカが利上げをしたからです。

いくらゼロ金利でも借りるためには、融資を受けないといけないです。
日銀は国債をいくらでも発行できますが、融資元(国債を買う人)は金利の高い
他の債権に流れてしまいます。

結局、日銀は金利を上げるしか対策できなくなります。

昨今の円安の解決策を考えたとき、金利を上げるしかないと思えてきます。

金利を上げれば、円高になるんだそうです。(難しくてよくわからない)
極端な円安は、貿易立国である日本では企業は立ち行かなくなります。
だから利上げで起きる問題より、円安の解決が優先すべきことだと思います。
背景のある問題だから、日銀の円買い介入で対処できるレベルじゃないです。

金利を上げたら、住宅ローンを組んでいる人や借金を抱えた企業の中には、

立ち行かなくなる人も出てくるでしょう。

ただこれらは結局、もともとバブルで抱えていた金融機関の債務が、
形をかえて傷口を広げて、今に引き継がれたものと見ることもできると思います。
赤字家計なのに金融機関の売上アップのため無理なローンを組んだようなものです。
ふつうなら当然の金利すらも払えない人にまで販売していたという意味です。

金利の上昇はもっと大きな問題を含んでいます。
国債(借金)に対する利払いが、天文学的数字で増えることです。
だが幸いなことに、日本の国の国債のほとんどは、日本人が買っています。
そんな危険な国債を誰が買っているのかって?
ゆうちょ銀行、かんぽ生命、年金機構?をはじめとする日本の金融機関が、

国民の預貯金で購入しているんです。

ここで国民が、一斉にゆうちょの預貯金を解約すれば破綻してしまうでしょう。
第二次世界大戦のとき、多額の戦費のため一定額以上の預貯金を封鎖しました。
今はそのときと同時性の時代なので、類似形で再現するかも知れません。

1946年2月でしたし、一定の利上げまではまだ、時間があると思うけどね。

それで私が思う現時点の解決策が、この記事のタイトルにあげたものです。

預金の引き出し制限

預金封鎖したり、没収したら、大変な混乱が起きるでしょう。
だから国は、一定の金額以上の引き出しを制限だけするのではないでしょうか?
そうすれば、国債を買っている金融機関の破綻は免れます。

どうせ、国債で運用されている日本人の預貯金です。
未来にむけた事業を行うために使われているわけでもない。
額面上「あなたの預金は保護されています」といえば、安心するのが日本人です。
大丈夫ですと安心させる。政府がよく使う手ですよね。

そして、10年、20年経てば相続税として国庫に回収されてきます。
相続されても引き出し制限がかかっていれば、金融機関は何も困らないはず。
年間の引き出し制限があっても、老後最終的に総額引き出せるなら文句を言わない

日本人も多いでしょう。

マイナンバーによる準備も着々と進めているのではないでしょうか。

年間の預金引出しの総額を制限して、

でもマイナンバー登録している金融機関の間では資金の移動は自由にするとか。

 

キャッシュレスが浸透する中で、お金が紙切れになるというのは、

このような形で実現されるのかなと、妄想するのでした。

 

 

 


 

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