おまたせしました。



台北の市内バスに乗るためのコツです。



台北市内および近郊には

十数社のバス会社による路線が無数に存在します。

多分、地元の市民でもすべての路線を把握している人は

いないでしょう。


ただ、コツさえ掴めば

台北を網の目のように走るバスを簡単に利用できるようになります。

台北市内の道路はよく混雑しますが、

都心の交通量の多い道は バス専用レーンを整備するなどしているため、

夕方のラッシュアワーなどを除けば

市内バスはストレスフリーな移動手段として利用できます。

ドライバーもビュンビュン飛ばしてくれますし(笑)



すでに書いたように、ICカード『悠遊カード』 を準備してください。



次に 準備しなければならないのが バス路線図です。

こう書くと 途端に面倒くさく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

もう少しお付き合いください。


コンビニで安価で手に入る

『大台北 公車・捷運指南』

台北市近郊のバス(公車)と地下鉄(捷運)のガイドです。


亞洲イキアタリガッカリ

実地図が掲載されているので、街路地図としても利用できます

とくに台北市内の移動は

タクシーを使うときでも「道の名前」は重要ですので、

この本さえあれば かなり細かい道の名前を把握することができて

大変便利なのです。

400ページ弱の本ですが、コンパクトなので

カバンにポンと入れて持ち歩くのに苦になりません。

日本円で300円ちょっとですから、

旅行の後に捨てても惜しくないでしょ(笑)




では この本を使って 自分が乗るべきバスを調べましょう。

台鉄の台北駅(台北車站)から 以前紹介した「鶏肉飯」の店 まで

バスを使って行く事にします。



まずは巻頭の地図で 台北車站周辺と

目的地の 南京東路+吉林路の交差点周辺を見比べます。


地図上には「バス停の位置」と

「そこに停まるバスの系統番号」が書かれていますので、

乗車地と降車地に 共通の番号を探してください。


↓ 台北車站周辺


亞洲イキアタリガッカリ


↓ 鶏肉飯屋さん周辺


亞洲イキアタリガッカリ

ちょっと見難いかもしれませんので

赤い丸印で囲んでみました。

「0東」「652」が共通しています。


つまり、この2系統のバスは

両停留所を結んでいることになる訳です。



ページをめくると 各系統の路線が詳しく紹介されています。

「652」のページを見てみましょう。


亞洲イキアタリガッカリ

乗車バス停「台北車站」と

降車バス停「南京吉林路口」の記述がありますね。


亞洲イキアタリガッカリ

実際にバスに乗る際は、

降りる停留所の ひとつ手前の停留所名

重要になってきます。

かならずチェックしてください。

路線図は おおまかにバスが実際に通る道の形で書かれています。

つまり、目的地までに道を曲がる回数は図の通り というわけです。

これも 実際にバスに乗るときに必要な情報になります。



さぁ、では 「652」バスに乗って

鶏肉飯を食べに行きましょうか!


乗り方は・・・



次回!!