短いチュニジア滞在中

地中海リゾートだけではなく

サハラ砂漠にも行きたい。



チュニジアの国土はさほど広くないので

沿岸から内陸への移動距離も長くはありません。



しかし、高速交通網で結ばれているわけではありませんから

効率的に国内を巡ろうと思えば、

飛行機を利用することになります。



首都のチュニス空港からは 国内の空港へ

いくつかの定期便が飛んでいます。

ただ、日本の幹線のように大型の機材ではないため

座席には限りがあります。

なので、観光のハイシーズンは予約が取り難くなることを

覚悟しなければなりません。


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セブンエアの機材は大きくても70席前後です。



現地の旅行会社からは、

「ダブルブッキングが多発しているので

空港には最低でも2時間前に行くように」との注意を受けましたが、

2時間前に行っても まだ搭乗カウンターが開いておらず(笑)

コーヒーを飲みながらのんびり待ちました。



無事 飛行機に乗り込んで

1時間ほどで チュニジア中部の一大リゾート島

ジェルバ島の空港へ。


ここで手配した4WDのドライバーと待ち合わせて、

陸路 サハラ砂漠のオアシス都市 「ドゥーズ」へ向かいます。




島から アフリカ本土へフェリーで渡り、

しばらくの間は 緑豊かな田舎道を走って行くのですが、

だんだん車窓の色合いが茶色くなってきます。


亞洲イキアタリガッカリ


そして、いつしか道は荒涼とした山地にさしかかります。


亞洲イキアタリガッカリ

このあたりは 映画スターウォーズのロケ地として有名(だそうです)。

ベルベル人が今も暮らす 穴居住宅があります。

ドライバー氏が 道端の穴居住宅に寄ってくれました。



穴に暮らす と聞くと

ずいぶん野蛮な印象を覚えますが、

実際に訪れてみると 意外にも文化的で

快適な住居であることに気がつきます。


亞洲イキアタリガッカリ

壁が白く塗られているので、

日中は 明かり取りの穴からの日差しが室内全体に広がり

住居の中はたいへん明るい!


夏は気温も高くなりますが、

土の中ですから ひんやり快適です。


亞洲イキアタリガッカリ

コンロもありますから料理も作れますし

電気も通っています。

僕の家なんかより断然広くて、

近くにコンビニさえあれば 引越しを本気で考えるところです。



おばぁちゃんに ミントティーをご馳走になって

のんびり家を見せてもらい、

別れ際にチップを渡して

(なるほど だからドライバーはここに寄ったワケだ!)

そろそろお昼時。



お昼ごはんは、マトマタという町にある

穴居ホテルの 「ホテル シディ ドリス」で。


亞洲イキアタリガッカリ

駐車場はバスや自動車が数多く停まり、

観光客でごった返す このホテルは、

映画 スターウォーズのロケで使われたところで、

撮影当時の装飾もそのまま残されています。

世界中からマニアがやって来るに違いない…。



穴の中の食堂で食べる クスクスは

シチュエーションは楽しいですが 味はもうひとつでした。




さぁ。あとひとっ走りで いよいよサハラ砂漠です。






あ。

もちろん穴居住宅の中にいた猫のご機嫌伺いも忘れませんでした。





亞洲イキアタリガッカリ

命名「海老」







お知らせの後は

砂漠でアノ動物に遭遇!?