サハラの玄関口に別れを告げ

再び チャーターした4WDに乗って

一路 チュニジア内陸部の拠点都市「トズール」へ。


亞洲イキアタリガッカリ


4時間ほどの車の旅ですが、

このルートのハイライトは

「ショット・エル・ジェリド」という大塩湖です。



この塩湖は北アフリカ最大で、

その広さはおよそ5000平方キロメートル。

愛知県とか福岡県の面積とほぼ同じです。

ちなみに、琵琶湖の広さは676平方キロメートルです。

でかい湖です。


湖といっても

満々と水を湛えているわけではなく、

1年のうちほどんどは ところどころに水溜りがある

湿っぽい大地です。

ただ「塩」湖ですから、

干上がった部分は塩が結晶して白くなっています。

どこまでも続く白い大地!


ドゥーズを出て、いくつかの小さなオアシスを過ぎると

土の色が変わってきます。

そして、目の前にドーンと白い世界が広がります。


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塩湖の真ん中を貫く、地平線までつづく道路。


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途中 土産物店がありますので、

お土産の岩塩を買うといいと思います。


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同行者は帰りの空港で

手荷物の中にあるビニール詰めの白い粉を不審がられましたが…



塩湖を抜けて間もなく 生活の匂いがしてきます。

建物や車が増えてきたら、

そこが「トズール」です。


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飛行機の時間まで

迷路のような旧市街を歩いたり

商店を冷やかしたりしながら過ごしました。


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歩き疲れた体には

チュニジア名物の 甘いミントティーがぴったりです。


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日干し煉瓦の建物に囲まれて

午後ティー。


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飛行機に乗れば あっという間に首都のチュニスです。

1時間強の距離ですが、エキゾチックな砂漠の民の世界とは

ここでお別れ。


亞洲イキアタリガッカリ




さて、チュニジアを旅する際の言葉ですが、

公用語のアラビア語(チュニジア方言)の会話帳より

フランス語の会話帳の方が使える思います。


チュニジアでは フランス語がよく通じます。

看板などの表記も、アラビア文字と仏語の併記が一般的です。

僕らは 指差し会話帳などを使ってコミニュケーションするので

アラビア語版でも仏語版でも どちらでもよさそうですが、

街中やレストランで文字を見て意味を判断するときに

アラビア文字は 判読が難しいのです。

その点 仏語はアルファベットなので、

文字は読めますものね。


僕は大学の第1外国語が仏語でしたが

ほとんど忘れていて、役に立ちませんでした(笑)

それでも 最終日には何となく会話が成立するようになりました。

解らない単語は もちろんスルーですが…。


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あ。

チュニス最終日、猫と再会を約束しました。


亞洲イキアタリガッカリ

命名「テツガク」








亞洲イキアタリガッカリ

命名「ブラックジャック先生」







僕は、チュニジアが大好きになりました。