旅行先だけにとどまらず、
日本国内でも
美味いメシというのは
お金をかければそれなりのレベルのものに
ありつけるわけです。
しかし 一庶民としては
安くて美味いものに出会いたい （笑）
例えば上海。
ガイドブックに載っている上海蟹の専門店で
上海蟹を食べたときは、
それはもう感激だったんですが、
会計の際に
ひとり頭 日本円で１万円弱なのを知ると、
うん まぁ そりゃそうよね
大満足したし…
と 急に体温が０．７度ほど
下がってしまいました。
庶民。
でも、
探せばあるものですね。
庶民価格で
格式もあって
大変おいしいレストランが！
上海の目抜き通り 「南京東路歩行街」から西へ。
人民広場の向かいを北に折れると、
数々のレストランが立ち並ぶ
「黄河路美食街」があります。
美食街というと
なんだか横浜中華街のような通りを想像しますが、
思ったより普通の町並みです。
ビルや商店が並ぶ中に
ポツポツとレストランが。
ここは海鮮系のレストランが多いところで、
店先にいけすがある店が多いです。
目指す「粤味館」は、
南京路を北に折れて 黄河路を進み
北京西路との交差店まで行くと 行き過ぎ。
その少し手前くらいの 左手にあります。
ビルの１階にいけすがあり、
ここで素材を選ぶこともできます。
大人数で行くと 個室に通されることもありますが、
この日は３階の円卓でした。
内装も料理も美しいです。
店名の「粤」は 広東省のことですが、
特に広東料理専門店というわけではなく
広く中国の料理がメニューに並んでいます。
なので ここはやはり上海料理の王道
上海蟹を。
キレイ。
いわゆる蒸し蟹は
「大閘蟹」といいます。
寒い時期は絶品です。
北京ダックも注文しました。
めちゃウマ。
この店の名物が
豚肉と湯葉を壷で煮たものなのですが、
これがまた最高に美味いんです。
豚肉トロトロ！
湯葉にもしっかり味が染みています。
この日は大食漢だらけでしたので
そのほかにもいろいろと注文しましたが、
僕のヒットは 中華パンでした。
蒸しパンと揚げパンを 練乳につけて食べます。
美味かったなぁ…。
ビールや紹興酒も散々飲んで、
さぁ お会計。
６人で割ると
一人アタマ 日本円で…
１５００円くらい！
うっそー♪
信じられませんでしたよ。
夜中も開いていますので
わりと使い勝手もいいと思います。
ホントは教えたくない店なのですけどねぇ（笑）
粤味館
上海市黄河路１４７号
休み無し 営業時間１０時～翌４時
日本語のメニューはありませんが
立派な写真つきのメニューがありますので
ご心配なく。