上海万博のテーマソング

パクリ騒動も覚めやらぬ中、

今度はマスコットとパビリオンの

パクリ疑惑が噴出しています。



開幕間近のバタバタですが、

むしろ宣伝効果は高いのかなぁ と。



連日 ワイドショーやスポーツ紙で

面白おかしく報道されたことで、

上海万博の開催を知った人も

多かったのではないでしょうか。



海外の博覧会への関心など

本来は知れたものでしょうから、

良くも悪くも 露出が多いのは

集客効果を後押しするかもしれません。





で。



そのマスコット疑惑です。





上海万博のマスコットは

海宝


亞洲イキアタリガッカリ

上海市内をはじめ

中国各地の街中で愛想を振りまいています。

上の画像は 北京首都空港で撮った海宝。



個人的には

大変可愛らしいキャラクターだと思っています。

僕もこれまで何度も

彼と記念撮影をしました。




海宝は公募で選ばれたマスコットで、

台湾のデザイナーによるものです。

漢字の「人」を模ったデザインだそうですが、

これが半世紀も前にアメリカでデザインされた

ガンビー に似ているという指摘が

中国国内のネットで持ち上がり

騒動に発展しています。


亞洲イキアタリガッカリ




似てるといえば似てるけど。




これはちょっと言いがかりに近いと思います。





ガンビーは 1950年代にデザインされた

キャラクターだそうですが、

僕はその存在を知りませんでした。

記事によると人気キャラだそうですが、

そんなに知られたキャラクターなら

わざわざ意識的に盗作しますかねぇ。





今回はガンビー側が訴えているわけではないので

松本零士vs槇原敬之の図式とは違いますが、

過去の作品と偶然似ていたら

即ちそれがパクリだと決め付けられては

後に作品を作った側は

気の毒に過ぎるというものです。



似たものを挙げれば

例えば JリーグのMr.ピッチも

ガンビーのパクリになりますかねぇ?


亞洲イキアタリガッカリ


確かに中国は

知的財産権や著作権に関しては

大変意識の低い国で

贋作 盗用 類似品の天国ですが、

少し パクリ騒ぎが過熱気味で

疑心暗鬼を生ず

なっているのではないでしょうか…。




ウチの海宝も

心なしか寂しそうに見えます(笑)


亞洲イキアタリガッカリ