眠らない街 マカオ。

カジノや夜遊びでついつい時間を忘れ、

気がつくとお腹が減っている…。




ありがちです(笑)。





24時間営業のレストランは

大きなカジノ内にもありますが、

せっかくならホテルまで

ブラブラ歩いて帰る途中に

お腹を満たしてはどうでしょう。




もし 宿泊先が

リスボア周辺から新口岸あたりなら、

この店は使えます!





その名も

鼎泰豐!

ティンタイフォン!




ですが。





台湾が本店の

あの超有名店…

とは無関係の店です。


亞洲イキアタリガッカリ
店構えに高級感は 皆無




でも 間違いなく店名は

鼎泰豐です。

僕らは親しみをこめて

ニセタイフォン

と呼んでいます。


亞洲イキアタリガッカリ


店内も そのへんの食堂風で

店員の接客もカジュアルです(笑)。

とも言う…。





席に着くとメニューではなく

いきなり伝票と鉛筆が出てきます。

ここに料理名が列挙されていますので

食べたい料理を漢字から読み解き

チェックすればOK。


亞洲イキアタリガッカリ



超有名店の本家「鼎泰豐」と同じく

「台湾美食・上海小吃」を謳っています。

ニセタイフォンもやはり

小籠包などがおススメです。





まずは 野菜から。

伝票上は『燙青菜』となっていますが、

まぁ いわゆる油菜です。



亞洲イキアタリガッカリ

西生菜(ブロッコリー)

菜心(広東の茎が太い野菜)

小白菜(まぁ小さな白菜的なヤツ)

と 上記3種類から選べるようになっています。

小白菜を注文したのですが、

なぜか菜心とハーフ&ハーフ。

菜心が選べるあたりは広東っぽいですね。

ただ タレは広東料理より

あっさりしていて馴染みやすいです。





麺モノは炸醤麺にしました。


亞洲イキアタリガッカリ

おなじみ肉味噌麺ですが、

これも麺の種類を選べます。

写真がスタンダードな麺。

中華麺と言うより

うどんに近いです。

箸で上げると重いです(笑)。


その他

河粉(平たい米の麺)

桂林米粉(細めのビーフン)に

できます。





いよいよ主役の登場です。

まずは小籠湯飽


亞洲イキアタリガッカリ

いわゆる豚肉の小籠包です。

本場上海の小籠包と比べては

気の毒と言うものですが、

なかなかどうして頑張ってます。

薄皮のなかには

ちゃんとアツアツスープが。

値段のわりに美味いと思うけどなぁ。

4個で21パタカ。

ざっくり言うと250円くらいですから。





そして蟹粉小籠!


亞洲イキアタリガッカリ

見た目はほとんど変わりませんが、

カニ味噌の小籠包です。

ほんのり黄色がかっています。

こちらも薄皮の中に

カニ味噌風味のアツアツスープが。

4個で27パタカ(320円くらい)なら

悪くないです。いい感じです。





上海小吃といえば

こちらも定番中の定番。

生煎包


亞洲イキアタリガッカリ

「焼き小籠包」などと呼ばれますが

本来は別物です。

小ぶりの肉まんのようにも見えますが、

皮は薄めです。

中にはもちろんアツアツスープ。

思い切り齧ると火傷します。

ニセタイフォンの生煎包は

上海のものより皮が厚めな感じです。

こちらは6個で26パタカ。

1個50円くらいですね。





まぁ メニューの価格と

24時間営業の便利さを考えると

充分なパフォーマンスだと

思うのです。

味は個人の主観ですので

なんとも言えませんが

僕と僕のマカオ仲間は

滞在中に一度はこの店に行かないと

気が済まないのです。




ニセタイフォン中毒

ってところでしょうか。






鼎泰豐(澳門)

澳門 羅理基博士大馬路118 G/F

24時間営業

リスボアから友誼大馬路を

フェリーターミナル方面へ少し行き

總統酒店の手前を左折。

廣州街の突き当たり

L字型に北京街と交わるあたりにあります。

タクシーで行くなら

以下のメモで大丈夫でしょう。

「北京街

十月一號前地」


ちなみに上記写真は

高美士街にある支店のものです。


支店の情報は以下のとおり。

澳門 高美士街130 利新大厦B舗

24時間営業

利澳酒店と蘭桂坊酒店の中間くらい。

タクシーで行くなら

以下のメモで大丈夫。

「高美士街

鼎泰豐」